有料アイテムの獲得率など透明性向上が韓国ゲーム業界の重要テーマに 獲得率公開や掲示板開設などネクソンの取り組みに高評価


ネクソン<3659>のオーウェン・マホニー社長は、5月12日、第1四半期の決算説明会におけるCEOサマリーで、有料アイテムの獲得確率など、ゲームの仕組みに関する透明性向上が韓国のゲーム業界における重要なテーマになっていることを紹介した。

日本でもガチャの確率などはたびたび注目されるテーマだが、同社では、『メイプルストーリー』で3月に確率型アイテムの獲得率公開の準備を開始し、順次公開しているほか、ユーザーの質問や提案に応えるための掲示板も開設したという。

こうしたユーザーとのコミュニケーションの改善を図るとともに、ユーザーに対して3月から4月にかけて補償を行ったとのこと。

同社のこうした姿勢は、現地でも一定の評価を集めており、韓国の大手ゲームメディアの1つであるGameZineからは、ユーザーと面談し、積極的に意見を取り入れ、ゲームを改善しようとするネクソンの姿勢が評価された、としている。
 
株式会社ネクソン
http://www.nexon.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社ネクソン
設立
2002年12月
代表者
代表取締役社長 イ・ジョンホン(李 政憲)/代表取締役CFO 植村 士朗
決算期
12月
直近業績
売上収益4233億5600万円、営業利益1347億4500万円、最終利益706億0900万円(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3659
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