スタジオ木曜日、間違い系恋愛ノベルゲーム『――ッ違う!!!』をDLsiteで配信中…ヒロインとして机や鷹も登場、メタフィクション要素も



スタジオ木曜日は、6月6日、間違い系恋愛メタノベルゲーム『――ッ違う!!!』をDLsiteで配信開始したことを発表した。価格は1540円(税込)。なお、Steamでの配信も同価格で予定している(現在審査中)。

本作は、美少女ノベルゲーム、つまり『ギャルゲー』の世界を舞台とした、メタフィクション要素を楽しむノベルゲーム。

高校に通う男子生徒が、幼なじみや高嶺の花といった属性をもつヒロインを攻略していく……という、普遍的な『ギャルゲー』の文脈にありながら、メタ要素をもとに展開していくシナリオや他のノベルゲームではありえない攻略対象で、強烈なゲーム体験を得ることができる。


セールスポイント① …メタ構造を軸としたシナリオ構成
一見、なんの変哲もないよくある恋愛ノベルゲームだが、このゲームは「恋愛ノベルゲームの世界である」という事実をもとにシナリオが進行する。たとえばヒロインの一人、笹塚 愛里はこのゲームの「テキストウインドウ」を読めることに気づいており、主人公に指摘してくる。

ヒロインたちはそれぞれ異なる「違和感」を抱いており、その気づきをもとにシナリオが展開していくことで、単なるゲーム体験ではなく、より心に残る「メタな体験」を得られるよう企図している。




セールスポイント② …既存のギャルゲー文脈を破壊する、多様な攻略対象とエンディング
シナリオには多数の選択肢分岐が設けられており、それらには「思わず選びたくなる」ような思わせぶりなものが多数含まれている。選んだが最後、シナリオの本筋は思わぬ方向へと逸れていき、プレイ前には予想もつかないエンディングを迎える。

たとえば、主人公が座った机に耳を傾けると、机の声が聞こえてきて……机と仲良くなり、そのままエンディングを迎えてしまう。これにより、「選択肢を回収する」というギャルゲーの作業的な要素をゲーム体験へと昇華させ、「思わず選んでみたくなる」ようなゲームになっている。




キャラクター紹介
ヒロイン① 笹塚 愛里(ささづか めぐり)

木陽高校2年、演劇部所属。主人公とは家が隣同士であり、幼い頃からの腐れ縁。主人公や他のヒロイン達に強気な態度を取ってしまうが、実は面倒見が良く、困った人を放っておけない性格。


ヒロイン② 天満橋 流美(てんまばし るみ)

木陽高校1年、家庭科部所属。車に轢かれそうになったところを主人公に助けられ、好意を寄せるようになる。普段は純粋で真面目な性格だが、狂気的で周囲を翻弄する一面があり、主人公やメグリが対応に追われることが多い。


ヒロイン③ 十条 菫(じゅうじょう すみれ)

木陽高校2年、文芸部所属。主人公が偶然訪れた文芸部で出会った少女。いつも文芸部室で一人静かに読書にふけるなど、一人でいることを好んでいるが、主人公には心を許している。


ヒロイン④ 秋葉原 鳴(あきはばら めい)

木陽高校3年、オタク部所属。主人公のことを「主人公クン」と呼ぶ、サブカル知識豊富なトラブルメーカー。カワイイ女の子と仲良くなりたいという理由で主人公に近づいてくる。好きなことに猪突猛進な性格で、周囲を容赦なく巻き込んでいく。


ヒロイン⑤ 机(つくえ)

木陽高校2年の教室に配備され、主人公が使うことになった学習机。丁寧な口調が特徴の、慎ましやかな性格。その表面には大きな傷がついており、気にしているようだが……?


ヒロイン⑥ 鷹(たか)

とある山中で主人公と出会う鷹。タカ目タカ科。主人公と意気投合し、共に夢を実現しようと絆をはぐくむ。この他にも、20を超える多種多様なヒロインたちを攻略することができる。


 

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