【レポート】「各プラットフォームは競合でなく共存」…人気ゲーム実況者を交えたSNS活用術の本音に迫る


6月3日、TikTok For Businessは、Social Game Infoと共催のオンラインセミナー「TikTok For Business | Social Game Info 〜ゲームマーケティング徹底攻略〜」を開催した。
 
本セミナーは、多くのユーザーが利用しているTikTokにおいて、
「TikTokのマーケティングは効果があるのか」
「ゲームのマーケティングにおいて相性は良いのか」
といった疑問を解消する為に解され、ゲームマーケティングにフォーカスを当て、どのように活用できるかを徹底追及していく内容となる。
 
【関連記事】作品の魅力を最大限引き出すためのTikTokゲームマーケティング活用法とは…ユーザー属性などTikTokの意外な実態も明らかに
 
本稿では、ゲーム実況者として活躍するMaroさんとTikTok For Business Japanの駒﨑誠一郎氏、大久保翔太氏が登壇した第2部の模様を紹介。ゲーム実況者からみたSNSマーケティングの本音について紹介する。

 

■TikTokゲーム実況者 - Maroさんが語る最新SNS活用術

 

【登壇者情報】
〇Maro(写真右上)
2018年ゲーム実況者として動画配信プラットフォームに投稿を開始。現在は人気スマートフォンゲーム『荒野行動』公認のゲーム実況者として活動中。2020年アパレルブランド「UNNY」を立ち上げ、ゲーム領域を超えてアパレルブランドのプロデューサーとしてもマルチに活動している次世代型クリエイター。
 
〇駒﨑 誠一郎(写真左下)
2010年よりネット専業広告代理店、総合広告代理店にて、営業、プランニングディレクターとしてマーケティング支援を行う。その後、2019年より外資系スポーツブランドにてMarketing Planning Managerとして様々な商材のマーケティングに従事。2021年1月からTikTok For Business Japanへ。
 
〇大久保 翔太(写真右下)
2016年よりインターネット広告代理店にてインフルエンサーとのリレーション構築、プロモーションのディレクションに従事。2019年3月よりTikTok For Business Japanへ。国際的広告賞を受賞したプロジェクトや広告主とクリエイターをマッチングするプラットフォーム(TikTok Creator Marketplace)など数々のプロジェクトにおけるキャスティングを推進。



第1部にてTikTok内でゲーム実況動画の視聴数が右肩上がりだと紹介されたが、ゲーム実況者であるMaroさんも、そのジャンルの人気ぶりを肌で感じているという。元々他のプラットフォームで実況を行っていたMaroさんだったが、TikTokを始めてからは、自身のチャンネル登録者数は1.5倍以上に増加したそうだ。
 
 
登録者数の急激な増加についてMaroさんは「新しくTikTokを始めた人でも、面白い動画を出せば誰でも伸びたり、平等にバズる可能性がある」と振り返る。始めた当初は、他プラットフォームで投稿していた動画を短い尺に切り取って投稿したものでも登録数が増えていったそうだ。
 
その体験から、登録者数などのコミュニティ形成には外部プラットフォームからの流入が超重要だと話すMaroさん。外部プラットフォームからバズる動画は反響としても大きく、その最たる例として挙げられるがTikTokではないかと自身の考えを説いた。
 
また、TikTokやその他、様々なSNSは全て共存関係にあり、投稿の告知やファンとの交流など、用途を上手く使い分けて利用することが重要だとも話した。
 
 
▲拠点となるコミュニティがありながら、投稿の告知を知れるSNS、人となりを知れる場所となるSNSと各プラットフォームを駆使することでファンは拡大していくそうだ。
 
また、TikTokで多くのユーザーに見てもらうためには、認知度が高いコンテンツを盛り込むことが大切だというMaroさん。
 
▲セミナー中では、実際にMaroさんのチャンネルからいくつかの動画を紹介いただいた。
 
例えば、動画に人気アニメキャラクターのセリフを盛り込むなどネタを上手く組み合わせることで、多くのユーザーに観てもらいやすくなるそうだ。昨今では、動画の尺が5分でも長く感じる視聴者は増えてきているとMaroさんも実感しており、初見でも分かりやすい内容が重要だと話した。

 
 
また、ゲーム実況においては、実況者の性分や好きなものに合わせて、作品の魅力をいかに短時間でまとめられるかが重要になっているとまとめた。
 

▲Maroさんの考え方はゲーム企業の公式チャンネル運用においても役に立つのではないだろうか。
 
  
本セミナーでは、一般公開されていない情報も紹介されており、ゲーム会社がどのような露出で効果を上げているかなど、クリエイティブの事例も紹介されていた。気になる人は下記より問い合わせてみてはいかがだろうか。
 
 

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