マーベラス、21年3月期の研究開発費は3%増の6.13億円 ヒット相次ぐ家庭用が80%増 ツール開発や試作、受託の企画制作に充当

マーベラス<7844>の2021年3月期の研究開発費は、前の期比は3.0%増の6億1300万円となり、AQインタラクティブやライブウェアとの合併後で最高額となった。内訳は、オンライン事業が同24.1%減の3億3400万円となった一方、『天穂のサクナヒメ』や『牧場物語 オリーブタウンと希望の大地』などヒット作が相次いで生まれたコンシューマ事業が同80.9%増の2億7500万円だった。

技術開発力向上策として次世代ゲーム機に対する基礎研究と効率的な開発を行うためのミドルウェア及びツール類の開発と、自社販売のための企画・試作制作や受託開発を行うための企画制作活動を行った。

なお、コンテンツ制作費を含むグループ全体の研究開発投資額は、オンライン事業が10億6800万円、コンシューマ事業はが2億1000万円、音楽映像事業は300万円、合計で32億8200万円だった。

 
株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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