上半期モバイルゲームの売上ランキング、テンセント2タイトルが約1657億円超えでワンツーフィニッシュ 10位『ウマ娘』は下半期に注目



米国の調査会社Sensor Towerは、6月28日付けのレポート「Global App Spending Approached $65 Billion in the First Half of 2021, Up More Than 24% Year-Over-Year」で、2021年上半期のモバイルゲームの売上トップが、テンセントの『Honor of Kings』になったことを明らかにした。同タイトルの売上は15億ドル(約1657億円)以上の収益を上げている。

また第2位には、同じくテンセント『PUBG Mobile』(※)がランクインした。同様に15億ドル(約1657億円)の収益を達成した。

(※)中国向けにローカライズしたタイトル『Game for Peace』『Peacekeeper Elite』を含む。

続く3位にはMiHoYoの『原神』となった。上半期8億4800万ドル(約936億円)以上の収益になった。次いでRoblox Corporationの『Roblox』、Moon Activeの『Coin Master』、ポケモンとNianticの『ポケモンGO』という結果に。

なお、Cygamesの『ウマ娘 プリティーダービー』は10位のランクインとなった。同タイトルは2021年2月24日となっているため、下半期に注目したいところ。また収益は明らかにしていない。



同レポートにおいては、2021年上半期の世界のモバイルゲームにおける収益についても触れている。2021年上半期のモバイルゲームの収益は前年同期比17.9%増の447億(4兆9392億円)ドルに達したことを明らかにしている。

「Global App Spending Approached $65 Billion in the First Half of 2021, Up More Than 24% Year-Over-Year」
https://sensortower.com/blog/app-revenue-and-downloads-1h-2021

(※)App StoreとGoogle Playのみとなる、中国やその他の地域のサードパーティのAndroidストアからの収益は反映されていないとのこと。