「peep」運営のtaskey、Tencentを引受先とする第三者割当増資を実施



「peep」運営のデジタルIPコンテンツを創出するtaskeyは、Tencent(騰訊)グループを引受先とする第三者割当増資を実施を行った。これによりシリーズDラウンドが完了し、海外を中心としたIP展開を加速させていく。調達資金については非開示。

資金調達の目的は以下のとおり。


1.閲覧体験の進化と新規IPの創出
「イラストノベル」と呼ぶ新たな画面を筆頭に、デジタルIPコンテンツの閲覧体験を強化する。テキストコンテンツならではのスピード感を維持しつつ、より一層リッチなエンタメ体験を提供し、モバイルゲーム化やアニメ化、映像化などのメディアミックスを見据えた新規IPの創出に取り組んでいく。

2021年7月よりイラストノベルで第二部を始動する『監禁区域レベルX;ICONOCLASM』は、メインキャラクターデザインにれおえん氏、CVに内田真礼氏を迎え、100万人が読んだ『監禁区域レベルX』の3年後の世界を描く。


2.海外展開の注力
USなどへのグローバル展開を加速し、デジタルIPコンテンツのさらなる展開とメディアミックスに取り組んでいく。


3.採用強化
各ポジションの採用を強化し、プロダクトとデジタルIPコンテンツの開発、マーケティング活動に注力していく。


なお、「peep」はスマホに特化したデジタルIPコンテンツを開発・提供するサービス。電子から生まれる物語を「e-Story」と総称し、 テキストを基軸としつつ、 小説でもマンガでもない新たな閲覧体験を提供するため新機能を強化し続けている。オリジナル作品数は2,000作を突破し、 契約作家とプロのコンテンツプロデューサーにより高品質な作品を生み出し続けているという


なお、今回の第三者割当増資において同社の自主性に変化はなく、従来の経営陣を中心に経営を行う。