6月28日~7月4日の【SGIデスクニュース】…『ジャンプチ』インタビューには集英社が初登場、『FFBE幻影戦争』が消費者庁から措置命令を受けたニュースにも言及

本稿では、先週(6月28日~7月4日)掲載された記事の中から、それぞれの編集部員やライターが注目したニュースをコメントと共にお届け。SGI編集部のデスクで話題になった記事を改めて振り返っていこう。

■編集部/木村英彦
「『二ノ国』の初動売上が非常に好調であったことを伝える記事ですが、釈然としなかったのは、同タイトルの国内分の売上が4560万ドルであったとし、『ウマ娘』のそれを上回っていると読み取れることです。App StoreとGoogle Playにおける両タイトルのランキング推移を見ても、『二ノ国』は『ウマ娘』を上回ったことがありません。我々も"史料批判"が必要と反省しました。」



『二ノ国:Cross Worlds』が配信11日間で約113億円を稼ぐ 売上の45%は日本から
 


■編集部/山岡広樹
「LINEの『ジャンプチ ヒーローズ』に収録された「週刊少年ジャンプ」の作品数が100を突破したということでインタビューに行ってまいりました。弊社では、リリース時からこれまでに3回ほどインタビューを実施させていただきましたが、協業である集英社の担当者からお話を伺えたのは今回が初めて。

ゲームに"ジャンプらしさ"を盛り込むうえでの工夫など、ゲーム会社とはまた違った視点からの話が聞けているので必見の内容です」

・​【インタビュー】『ジャンプチ』収録タイトル数が100作品を突破! 集英社編集部&LINEプロデューサーがゲームに盛り込んだ“ジャンプらしさ”とは


「『WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争』を開発・運営する、スクウェア・エニックスとgumi<3903>に、消費者庁が景品表示法に基づく措置命令を行ったことが公表されました。本件に関しては「意図的なものではなく、チェック機能の不全、並びに審査・監督体制の不全による人的ミスだった」と説明がありましたが、いちユーザーとしてはガチャの中身など知りようがなく、書かれているままを信じて引くしかないのだから、各社には一層正しい表記を心がけてほしいと思うばかり。

ソーシャルゲームやガチャは比較的新しい文化で、過去にはコンプガチャ問題などがあったことから法的な整備も少しずつ進んではいますが、今後もより健全な業界を目指してほしいと願うばかりです」

スクエニ、『FFBE幻影戦争』が「1st Anniversaryキャンペーン」で提供された5つのガチャで消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けたと公表


■編集部/堀田
「コインチェック、ファンタジーフットボールゲーム『Sorare』とNFT領域で連携することを明らかにしました。今年3月にユベントスに所属するクリスチャーノ・ロナウド選手のNFT化したレアカードに28万9920ドル(約3200万円)の値がついたことでも話題になったのが『Sorare』です。今回の連携でより遊びやすくなると良いですね。」

コインチェック、ファンタジーフットボールゲーム『Sorare』とNFT領域で連携 マーケットプレイスでの取り扱いを視野に


■編集部/稲葉智秋
「『昭和駄菓子屋物語』や『おでん屋人情物語』をプレイして癒されていた身としては、GAGEXさんの自社ゲームオリジナルサウンドトラックも気になりますね。今度は音で癒されようと思います」

GAGEX、自社ゲームのオリジナルサウンドトラック2枚を配信開始


■編集部/ユマ
「『ファイナルファンタジー』の新たなリマスター作品“ファイナルファンタジーピクセルリマスター”シリーズが、7月29日から配信されます。スクエニはここ数年、『ファイナルファンタジーVII』『聖剣伝説3』などを立て続けにリメイクしており、5月には『ドラゴンクエスト3』のリメイクも発表したばかり。過去の名作に触れられる機会が増えるのは、往年のファンにとっても、若い層にとっても嬉しいことだと思います。

ちなみに私は『FF』『FFII』はワンダースワン版をプレイしましたが、『FFIII』に関してはニンテンドーDSのリメイク版のみ。この機会に2D版をプレイしてみるのもありか。」

スクエニ、“ファイナルファンタジーピクセルリマスター”シリーズ 『FF』『FFII』『FFIII』を7月29日にスマホとSteamで発売決定!