【決算プレビュー】ワンダープラネット、第3四半期決算を7月14日に発表 上場後初の決算発表 主力タイトルの"周年"の効果に注目

​ワンダープラネット<4199>は、第3四半期累計(2020年9月~21年5月)の決算を7月14日に発表する予定だ。東証マザーズ上場後初の決算発表となる。まず、同社の四半期ごとの収益の特徴を見ると、下期偏重の予算になっていることがあげられる。

上場時に発表した2月中間期の決算で、通期計画に対する利益進捗率が20%台にとどまっており、50%に達していなかった。同社は、主力タイトルの周年イベントの開催時期の関係から下期偏重の予算になるとコメントしていた。

この四半期においては、「クラッシュフィーバー」繁体字中国語版の5周年イベント(2021年5月)、「ジャンプチ ヒーローズ」日本版の3周年イベント(2021年3月)が行われており、通期計画にどこまで近づけられるかがポイントになりそうだ。

最後に今回、あらためて中間期の数字と通期の見通し、進捗率を振り返っておこう。


【中間期】
・売上高:18億8100万円
・営業利益:1億3900万円
・経常利益:1億4100万円
・最終利益:1億7600万円


【8月通期】
・売上高:38億4200万円(同11.9%増)
・営業利益:4億9200万円(同47.8%増)
・経常利益:4億8400万円(同45.8%増)
・最終利益:10億0300万円(同347.2%増)


【進捗率】
・売上高:49.0%
・営業利益:28.3%
・経常利益:29.1%
・最終利益:17.5%
ワンダープラネット株式会社
http://wonderpla.net/

会社情報

会社名
ワンダープラネット株式会社
設立
2012年9月
代表者
代表取締役社長CEO 常川 友樹
決算期
8月
直近業績
売上高34億6400万円、営業利益4900万円、経常利益2800万円、最終損益2億3600万円の赤字(2023年8月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4199
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