ファンコミュニケーションズ、前12月期の業績予想を修正 配当予想を増額

 「A8.net」などアフィリエイトサービス運営のファンコミュニケーションズ<2461>は、2月1日、2010年12月期の業績予想について、売上高87億2000万円(前回予想88億円)、経常利益15億円(同15億2000万円)、当期純利益8億9000万円(同8億5000万円)とした。  売上高と経常利益を減額、当期純利益を増額したが、売上高8.7%増、経常利益5.4%増、当期純利益19.1%増と増収増益での着地となる見込み。   同社では、パソコン向けアフィリエイト広告サービスは堅調だったものの、携帯アフィリエイトや自社媒体運営の売上が予算未達になったため、としている。特に利益率の高い自社媒体が利益面には影響があった、とのこと。また当期純利益については、予算上見積もっていたソフトウェア除却損の発生がほとんどなかったため。  配当予想については、期末配当を従来予想の1株当たり1800円から1900円に引き上げた。前期実績は1700円だった。純利益が計画を上回る見込みになったため、としている。