11月6日付けの新聞記事

 ミクシィの決算が取り上げられております。

 4-9月期ではなく、7-9月期にフォーカスすると、同業との収益差がかなり開いているという印象です。

■ミクシィ、7-9月期の純利益は49%減 広告宣伝費等がかさむ

 11月6日付けの日本経済新聞朝刊は、ミクシィ<2121>が5日に発表した7-9月期の連結決算は、純利益が前年同期比49%減の2億4200万円だったと報じています。広告収入や課金収入が伸びたものの、広告宣伝費や他社への支援金のかさんだことが主な要因とのこと。ディー・エヌ・エー<2432>の7-9月期連結純利益が76億円、グリー<3632>の単独税引き利益が36億円となるなど競合との差がみられますが、これについては、日本経済新聞では、ミクシィには対戦型ゲームが少なく、課金収入の伸びが低いことが要因としています。 

■バンナムHDの石川社長、海外のゲーム開発では無理しないとコメント

 11月6日付けの日本経済新聞朝刊は、バンダイナムコホールディングスの石川祝男社長の決算発表時のコメントを紹介しています。報道によれば、シリーズ化を視野に入れて海外で7月に発売したアクションゲームが予想以上に苦戦した。同時に複数のタイトルを投入したこともあり、品質の低下や納期の遅れを招いたことが背景にあった、と分析したとのこと。海外のゲーム開発ではあまり無理をせず、国内の定番玩具やカードゲームを中心に年末商戦に取り組んでいくようです。

【一部訂正しました。「海外の」が抜けてました。2chでコピペされていたのをみて、間違いに気づき、慌てて修正しました。トホホ】