大和証券、カプコンのスマホ向けコンテンツへの取り組みを評価・・・家庭用との相乗効果も期待

大和証券投資情報部は、9月22日付「STOCK NEWS」で、カプコン<9697>を取り上げている。「STOCK NEWS」は、個人投資家向けの企業紹介のレポートで、レーティングや目標株価などは付与されていない。 大和では、カプコンについて、世界各地でスマートフォンの普及が見込まれる中、他社に先駆けてモバイルコンテンツ事業の拡大を進めている点を評価している。ソーシャルゲーム「スマーフ・ビレッジ」が世界的なヒットとなったが、自社ブランドにこだわらず、世界的な人気キャラクター「スマーフ」を活用した点が奏功したと指摘し、今秋から「スヌーピー(仮)」を配信するなど、幅広い層に向けて訴求力の高いコンテンツを提供する予定。 さらに、モバイルコンテンツ事業で得たノウハウを、家庭用ゲームソフトなど既存分野の新たな収益モデル構築に活かしていくことも明らかにしたとのこと。「バイオハザード」や「ストリートファイター」、「モンスターハンター」などパッケージゲームの人気シリーズと、モバイルコンテンツの強みを組み合わせつつ、明確な成長戦略を描いており、今後の動向が引き続き注目される、としている。
株式会社カプコン
http://www.capcom.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社カプコン
設立
1983年6月
代表者
代表取締役社長 最高執行責任者 (COO) 辻本 春弘
決算期
3月
直近業績
売上高1259億3000万円、営業利益508億1200万円、経常利益513億6900万円、最終利益367億3700万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
9697
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