任天堂、販売不振や為替差損で今3月期の業績予想を下方修正…200億円の最終赤字に

任天堂<7974>は、本日(10月27日)、2012年3月期の連結業績予想を赤字修正し、売上高7900億円(前回予想9000億円)、営業利益10億円(前回予想350億円)、経常損益300億円の赤字(同350億円の黒字)、当期純損益200億円の赤字(同200億円の黒字)とした。     同社では、為替相場が想定を上回る円高で推移していることに加え、これまでの販売動向や年末商戦の見通しをもとに予想販売数量を見なおしたため、としている。下期の想定為替レートは、1ドル=80円から77円に、1ユーロ=115円から106円とした。 各機種のハードの予想販売台数と、ソフトの予想販売本数は以下のとおり(1Q発表時点の予想→2Q発表時点の予想)。 ■ニンテンドーDS ハード・・・900万台→600万台 ソフト・・・6500万本→6200万本 ■ニンテンドー3DS ハード・・・1600万台→1600万台 ソフト・・・7000万本→5000万本 ■Wii ハード・・・1200万台→1200万台 ソフト・・・1億1000万本→1億本