ネプロジャパン、ネプロアイティ株式を売却…ネプロアイティは商号変更・減資

ネプロジャパン<9421>は、持分法適用関連会社であるネプロアイティについて保有する全株式160万株(発行済み株式の24.2%)をプロアイティ取締役の金井孟氏に譲渡する、発表した。売却価額は1株あたり14韓国ウォンで、総額は2240万円となる。 ネプロジャパンから独立することになるネプロアイティだが、2012年1月1日付でビーツーアイジャパン商号変更を行うとのこと。さらに12月28日付の「官報」で資本金及び資本準備金の減少(減資)公告を掲載し、資本金を約5億8182万円減少し1320万円に、資本準備金を6億8697万円減少し0円とした。 ネプロアイティは、韓国KOSDAQ証券取引所に上場していたが、会計上の不正出金事件が発覚し、11月5日付で同取引所を上場廃止となっていた。資本金を5億円以下とすることで、会社法上の「大会社」の適用を外れることが目的と見られる。上場廃止となった会社がよく行う対応で、これ自体は珍しいことではない。