ファンコミュニケーションズ、2011年12月期の営業利益予想を上方修正

ファンコミュニケーションズ<2461>は、本日(2月1日)、2011年12月期の連結業績予想について、売上高の下方修正を行う一方、経常利益、純利益の上方修正を行った。フィーチャフォン向けのアフィリエイト広告サービスの売り上げが低迷したものの、販売管理費などのコスト削減や、営業外収益として有価証券利息を計上したことなどが奏功した。純利益については、法人税率の引き下げに伴う繰延税金資産の減少や、ソフトウェア除却損などの特別損失がほとんど発生しなかったため。 会社側の発表した修正業績予想は、売上高105億9000万円(前回予想106億円)、営業利益17億2100万円(同16億8000万円)、経常利益17億8800万円(同17億4000万円)、当期純利益9億8400万円(同9億6000万円)だった。修正率は、売上高0.1%減、営業利益2.4%増、経常利益2.8%増、当期純利益2.5%増となった。     また、期末配当予想についても上方修正し、従来の1株あたり2100円から2200円に引き上げた。