スマートフォンアプリ開発エンジニアのニーズがさらに拡大-ワークポート調査

IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2011年1月のSE・PG採用動向を発表した。 発表によれば、iPhoneやAndroidなどスマートフォンのアプリ開発エンジニアのニーズがさらに拡大したとのこと。「iPhone、Androidアプリケーションの開発経験」を応募条件とする求人が増えつつあり、市場に経験者が増加していることがわかると指摘している。 一方、SIerの求人については、オープンエンジニアの新規募集は微増だが、WEBアプリケーション開発関連の求人は増加し、オープン系からWEB系への転職成功事例も増加しているという。また、ネットワーク・サーバーエンジニアでは、直近半年で数十名の採用を検討している中堅SIerもあるなど複数名採用の検討も目立ち始めた。引き続きLinux、UNIX関連の求人が上り調子で、インターネットサービス関連企業の求人も堅調。特にWindows系の求人が好調だった、としている。 また、社内SEも増加傾向で、ネットワークやサーバーといったインフラ経験者だけでなくAccessやNotes経験者を求める求人も出てきた。若手をターゲットとしたポテンシャル採用も目につくなど、企業の経営が安定しつつあることを感じさせるという。 ワークポートでは、今後の見通しについて、スマートフォン関連職の募集では、経験者を求めるものが大半ながら「フレームワークを用いたJava言語でのWEBアプリケーション開発経験」等で応募可とする求人も散見されると指摘している。新たにスマートフォン向けアプリケーションを手がけたいという転職希望者にはまだチャンスがあるとのこと。      IT転職ナビ: http://www.itnavi.jp/ IT・インターネット・ゲーム業界転職支援: http://www.workport.co.jp/