CAベンチャーズ、国内最大のインキュベーションオフィスを赤坂に開設…投資ファンドの規模も20億円に増額

サイバーエージェント<4751>子会社のサイバーエージェント・ベンチャーズ(CAベンチャーズ)は、本日(2月22日)、東京都港区赤坂に日本最大規模のインキュベーションオフィス「Startup Base Camp」を開設すると同時に、国内スタートアップベンチャーに特化したファンド「CA Startups Internet Fund 1号投資事業有限責任組合」を総額20億円に増額し、スタートアップベンチャーへの投資活動とインキュベーションを強化する、と発表した。 今回開設した「Startup Base Camp」は、都内主要エリアから10~20分でアクセス可能な青山一丁目駅・乃木坂駅エリアに設置し、約1200平方メートル・約365坪と日本最大規模のインキュベーションオフィスとなる。「Startup Base Camp」には、CAベンチャーズのオフィスとともに、サイバーエージェント・ベンチャーズが出資するベンチャー企業や提携先企業のみが入居し、ベンチャー企業にとって必要なバックアップを行う。 また、2011年7月1日に組成した国内のスタートアップベンチャーに特化したファンド「CA Startups Internet Fund 1号投資事業有限責任組合」について、ミクシィ・エクシング・ディーツーコミュニケーションズなどの事業会社、独立行政法人中小企業基盤整備機構などの機関投資家からの追加出資を受け、ファンド総額20億円に増額した。 CAベンチャーズは現在、日本やアジア圏のベンチャー企業累計150社以上に投資している。今後は、「Startup Base Camp」をグローバルな最新のネットビジネス情報が集まる場にするとともに、バックオフィス・人材採用機能などの提供・紹介、著名起業家や専門家のメンタリングを含む各種インキュベーションプログラムなど、スタートアップベンチャーに不可欠なサポートを実施し、世界に誇れる成功企業輩出の場としての確立を目指す。