ビットアイル、第2四半期はクラウドサービス中心に伸び営業益38%増を達成

都市型データセンターを運営するビットアイル<3811>は、本日(3月6日)、第2四半期累計(8~1月期)の連結業績を発表し、売上高24%増、営業利益38%増と大幅な増収増益を達成した。 同社では、iDCサービスの販売を進めることにより、データセンターの稼動率が高まるとともに、レンタルやクラウドサービスを中心としたマネージドサービスの収益も拡大するなどiDCサービス、マネージドサービスが順調に推移した、としている。 同社の発表した第2四半期業績は、売上高70億0700万円(前年同期比24.3%増)、営業利益13億2900万円(同38.3%増)、経常利益11億8100万円(同45.7%増)り、四半期純利益6億6000万円(同50.4%増)だった。     事業セグメント別の状況は以下のとおり。 ■iDCサービスは、売上高50億0400万円(同19.1%増)だった。稼動ラック数は4201ラック(同20.3%増)となり、売上高、顧客数ともに着実な積み上げを達成した。 ■マネージドサービスは、売上高14億8600万円(同53.7%増)だった。クラウドサービスの強化を行ったことやレンタルサービスの販売が増加した。 ■ソリューションサービスは、売上高5億1600万円(同10.7%増)だった。100%子会社ビットサーフにおけるグループ外向けの人材サービス提供が好調だった。   ■2012年7月期の見通し 2012年7月期は、売上高150億円(前期比25.5%増)、営業利益26億円(同27.9%増)、経常利益23億円(同32.8%増)、当期純利益12億5000万円(同38.3%増)を見込む。従来予想からは変更なし。