メディア工房、第2四半期は増収・減益…スマホや新サービス関連の経費先行で

メディア工房<3815>は、本日(4月13日)、第2四半期(9月-2月期)の連結決算を発表し、8.8%増収となったものの、21%減益での着地となった。主力のモバイルコンテンツでスマートフォン対応に伴う開発費の増加などの経費が増加したことが主な要因だったようだ。 同社の発表した第2四半期決算は、売上高13億1900万円(前年同期比8.8%増)、営業利益2億8300万円(同21.7%減)、経常利益2億8400万円(同21.0%減)、四半期純利益1億5100万円(同29.75減)だった。     コンテンツ事業は、売上高11億7300万円(同11.2%増)、営業利益4億7900万円(同9.4%減)だった。NTTドコモのスマートフォン向けポータルサイト「dメニュー」に35コンテンツを配信するなどスマートフォン対応をすすめるとともに、PC利用者とフィーチャーフォン向けにも新しいコンテンツを提供した。 また韓国でのコンテンツ配信を増やしたり、中国でのコンテンツ配信に向けた提携を進めており、3月下旬に中国最大級のSNSサイト「開心網」へ占いコンテンツの配信もスタートしたほか、恋愛ゲームなどソーシャルゲームの提供なども行なっている。 このほか、携帯電話販売はスマートフォンの販売に注力したものの、売上高1億4400万円(同6.3%減)、営業損益1700万円の赤字(前年同期400万円の黒字)だった。美容関連事業は、サービス準備中のため、売上高、利益ともに計上されなかった。   ■2012年8月期の見通し 2012年8月期は、売上高27億2400万円(前期比12.4%増)、経常利益7億1700万円(同17.0%増)、当期純利益4億1700万円(同16.8%増)を見込む。