さくらインターネット<3778>は、本日（4月25日）、2012年3月期の連結決算を発表し、売上高が前期比6.8％増の91億6400万円、営業利益が同28.7％減の8億7300万円、経常利益が同32.3％減の8億0800万円、当期純利益が同2.8％減の5億5600万円だった。
コストパフォーマンスに優れたデータセンターサービスを多様なラインナップで提供したことで売上が増加したものの、石狩データセンターや堂島データセンターに関する減価償却費の増加や、堂島データセンターの賃借料負担の増加、借入金の増加に伴う支払利息の増加などが主な減益要因となった。
■2013年3月期の見通し
2013年3月期は、レンジ表記で、売上高が前期比6.9％増の98億円～11.3％増の102億円、営業利益が同14.2％減の7億5000万円～8.7％増の9億5000万円、経常利益が同15.9％減の6億8000万円～1.4％増の8億2000万円、当期純利益が同28.1％減の4億円～10.2％減の5億円となる見込み。
同社では、石狩データセンターを供給拠点とするサービスの受注が伸長するが、石狩データセンターと堂島データセンターに係る諸経費の通年計上、電力料金値上げによる負担増などが見込まれる、としている。
