サイバーエージェント<4751>は、本日（4月26日）、第2四半期の連結決算を発表した。アメーバピグなどで課金収入と広告収入が伸びたことに加え、ソーシャルゲーム、FXでの収益が伸びて大幅な増収増益となった。
決算は、売上高が前年同期比14.6％増の681億円、営業利益が同45.3％増の110億円、経常利益が同46.3％増の109億円、四半期純利益が同35.5％増の50億円となった。
セグメント別の状況は以下のとおり。
■Ameba関連事業は、売上高が68.9％増の127億円、営業利益が61.1％増の39億円となった。アメーバピグなどの課金収入や広告収入が拡大した。Amebaの2012年3月のPV数は361億PV（前年同月比137億PV増加）となり、会員数は2202万人（前年同月比727万人増加）と2000万人を突破した。
■メディア関連事業は、売上高が22.7％増の217億円、営業利益が同86.5％増の31億円だった。ソーシャルゲーム事業が拡大したことが主な要因だった。
■ネットビジネス総合事業は、売上高が0.5％減の342億円、営業利益が同0.5％減の21億円だった。人員の異動や技術者の採用を強化するなど、新規事業立ち上げに注力した。
このほか、FX事業は、売上高が22.8％増の40億円、営業利益が69.6％増の19億円で、投資育成事業は、売上高が26.3％減1億円、営業損失1億円となった。
■2012年9月期の見通し
2012年9月期は、売上高が前期比8.7％増の1300億円、営業利益が同18.56％増の170億円、経常利益が同18.3％増の167億円、当期純利益が同16.1％増の85億円を見込む。業績予想は従来どおり。
