アマゾンウェブサービス、クラウド向けデータセンター「東京リージョン」を開設

Amazon.comの子会社であるアマゾンウェブサービス(AWS)は、3月3日、同社が世界規模で展開するクラウド・コンピューティング・プラットフォームの拠点として、新たにクラウド向けデータセンター「東京リージョン」を開設した。AWSによれば、東京リージョンは、世界5つ目、アジアでは2つめの拠点となる。これにより、各国のリージョンでAWSを利用していた日本企業は、日本国内で各種アプリケーションを稼働させられるようになるだけでなく、日本のエンドユーザーにとってもネットワーク遅延が大幅に低減されるという。また、社内規定などの関係で、データを日本国内に確保しておきたいという企業のニーズにも対応できるようになった、としている。 なお、サービスについては、同社HPからサインアップを行い、すぐに利用できるようになっている。Amazon EC2、Amazon S3、Amazon EBS、Amazon SimpleDB、Amazon RDS、Amazon SQS、Amazon SNS、Amazon Route 53、Amazon CloudFront、Amazon CloudWatchおよびAWS CloudFormationが利用できる。決済に関しては今後数ヵ月以内に日本円が選択できるようにする予定。   AWSのHP: https://aws.amazon.com/jp/