デジタルガレージ、Twitterを利用したビッグデータ事業に参入

デジタルガレージ<4819>は、子会社CGMマーケティングがTwitterが提供する「Site Streams」の利用許諾を受け、これを活用したビッグデータ関連サービスを提供する。TwitterからSite Streamsの提供を受けるのはデジタルガレージが日本で初めて。 デジタルガレージでは、今後、Twitterに蓄積された大量のツイートを利用した事業を構築する。第1弾は、CGMマーケティングが手がけるTwitterの運用支援ツール「Tweetmanager」にSite Streamsなどを適用することで、過去データの検索や検索したツイートの感情分析といった機能を実装する予定。また、より大量のデータを処理できるようになるため、スケーラビリティも向上する。 こうした機能追加により、Twitter上で語られているユーザーの声を分析・対応するきめ細かな顧客管理が実現できる。また、Site Streamsは通常提供されているTwitter APIよりも多くのデータが利用できるため、スケーラビリティが向上し、より多くの企業、官公庁・地方自治体が利用できる。 同時にCGMマーケティングは、Twitterの収益基盤である「プロモ商品群」について、Twitterと販売代理店契約を締結。ユーザーのフォローする企業や団体などの重要なツイートをタイムラインの一番上に表示する「プロモツイート」や、広告主のアカウントをおすすめのアカウントとして表示する「プロモアカウント」などの広告商品を販売する。