エキサイト、インドネシアで初のポイントプログラム「エキサイトポイント」を開始

エキサイト<3754>は、伊藤忠商事、インドネシアのシナルマス・グループと共同で、インドネシア初となるポイント・プログラム・サイト「エキサイトポイント」を開始する、と発表した。

ポイント・プログラムとは、商品やサービスと交換できる「ポイント」をユーザーに付与するマーケティング手法で、日本ではインターネットを活用したポイント・プログラムが普及している。「エキサイトポイント」の利用者は、会員登録や商品の購入、アンケートへの回答などオンラインでの活動を通じてポイントを獲得できる。

サービス開始当初は、シナルマス・グループ傘下のモバイル通信キャリアであるスマートフレンの無料通話・無料データ通信などとも交換可能とする。インドネシアでは、携帯電話契約者の90%以上がプリペイド契約で利用しており、こうしたポイント交換は利用者に大きなメリットあるとのこと。

インドネシアでは航空会社のマイレージやクレジットカード会社のポイントなど自社のマーケティング活動として提供するポイント・プログラムはあるが、ポイント・プログラムに参加する企業から「広告費」として、ユーザーに付与するポイントの原資を確保するモデルはインドネシアでは初になるという。

今後は、不動産や金融、情報通信などシナルマス・グループが手がける幅広い事業分野を中心に、ポイント利用の対象範囲を広げ、同国の様々なサービスで「エキサイトポイント」が利用できるよう、ポイント・プログラムの拡充に取り組む、としている。