【ワークポート調査】2月のディレクター・プロデューサー職の採用動向-ゲーム関連、モバイル・スマートフォン関連の好調続く

IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、2月のディレクター・プロデューサー職の採用動向を発表した。 求人数はゲーム関連が15%、モバイル・スマートフォン関連が10%とそれぞれ増加し、好調を維持している、としている。ゲーム関連は、内定率・採用の成功率共に高く、ワークポートが2月に転職をサポートした求職者の60%がソーシャルサービス関連職への就業を決めたという。同様にモバイル・スマートフォン関連も「多くの転職希望者に会いたい」という企業側の要望があり、書類選考の通過率がアップしているとのこと。また、今月は、大手モバイルコンテンツプロバイダーからモバイルディレクターのニーズが高まり、スマートフォン関連では経験者を優遇する動きが目立ち始めている。 WEB関連では、ソーシャルサービスやスマートフォン、エンタメ、ECサイトといった自社サービス運営企業で新規の求人や追加の募集が多く10%ほど、制作会社やWEBインテグレーターで5%ほど増加した、としている。 一方、コンシューマーゲームでは、予想された「ニンテンドー3DS」発売に伴う3DS関連の新規募集はなく、求人数は微増に留まったようだ。30~30代半ばくらいを対象とした即戦力レベルのゲームディレクター・プロデューサーを求める案件が多く、特に長期にわたるコンシューマーゲーム業界の経験と次世代機の経験を有する求職者を歓迎する傾向にあるという。ゲームプランナーは、経験年数よりもプロジェクトの開始段階からマスターアップまでの経験の有無を問う企業が多く見られた。 今後の見通しについては、WEB業界の求人数アップに貢献した制作会社やWEBインテグレーターでは大手・ベンチャーを問わず、採用ニーズが高まったと指摘。WEB業界全体における転職市場の復活に期待ができそうだとしている。   ■IT転職ナビ http://www.itnavi.jp/ ■IT・インターネット・ゲーム業界転職支援 http://www.workport.co.jp/