デジタルガレージ、スマホ向け広告プラットフォームを展開する米Kiipに出資…アジアに共同展開

デジタルガレージ<4819>は、全額出資子会社で投資・育成事業を手がけるDGインキュベーションがスマートフォン向けの広告プラットフォームを提供する米国「Kiip, Inc.」に出資したことを明らかにした。 Kiipのサービスの特徴は、スマートフォンのユーザーがゲームやその他のアプリケーションを実行している途中、何らかの目標を達成した際、ユーザーにリワード広告を表示することにある。例えば、ゲームの特定ステージをクリアした際や、アプリケーションであらかじめ設定した目標値に到達した際、商品のクーポンを表示することができる。 こうした「アチーブメント」の瞬間は、高揚感を得るユーザーが多いため、通常の広告表示よりも、高い効果が期待されるという。Kiipは、すでにBest Buy、Disney、McDonalds、PepsiCo、Sony Music、Verizonといった大手を含む40社とアチーブメント広告について連携を始めている。 デジタルガレージでは、今後、デジタルガレージ子会社のCGMマーケティングを通じて、アチーブメント広告を出稿する広告主の獲得や、スマートフォンのソフトウェアを開発する企業へのKiipの広告プラットフォームの採用促進などを行ない、Kiipの日本を含むアジアでの事業展開を支援していく予定。