ディー・エヌ・エー（DeNA）<2432>と、台湾最大のポータルサイト「Yahoo!奇摩」を運営するYahoo!奇摩は、本日（10月24日）、台湾のスマートフォンユーザに向けた「Mobage」の提供について業務提携を行うことを明らかにした。また、DeNAは本日より、中国本土向けに提供している中国版「Mobage」を拡張し、台湾・香港・マカオで一般的に使用されている繁体字中国語にも対応した。
今回の提携により、「Yahoo!奇摩」のモバイル機器向けポータルサイト内に設けられたゲームコーナーを通じ、AndroidとiOS端末に繁体字中国語版「Mobage」ゲームアプリがダウンロードできる。10月4日から行った20日間のオープンベータテストでは、「Yahoo!奇摩」のゲームコーナーを通じ、10万人以上が既に「Mobage」に登録しているという。
また「Yahoo!奇摩」ユーザは、「Yahoo!奇摩」IDを用いて「Mobage」にログインできるため、新たにアカウントを開設しなくても世界各国で開発された「Mobage」のソーシャルゲームがスマートフォンで楽しめる。「Yahoo!奇摩」は、台湾最大のポータルサイトで、2012年3月の月間ユニークユーザ数は台湾人口のおよそ半数である1,300万人を超えている。
なお、繁体字中国語版「Mobage」で現在提供されているタイトルには、『忍者ロワイヤル』など他地域の「Mobage」で提供されているDeNAの自社製タイトルのほか、Cygamesの『神撃のバハムート』なども含まれる。DeNAでは、今後、繁体字中国語による「Mobage」ネットワークを、台湾・香港・マカオ以外で華僑の多い地域にも拡大する計画。
