メディア工房、携帯電話販売事業から撤退…アルファインターナショナルに譲渡【追記】

メディア工房<3815>は、この日(10月30日)、連結子会社MKコミュニケーションズが展開する携帯電話販売事業をアルファインターナショナルに譲渡し、携帯電話販売から撤退することを明らかにした。譲渡価額は1500万円。 同社では、2008年よりMKコミュニケーションズを設立し、携帯電話販売事業を展開してきたが、競争の激化により、不採算店を閉店するなどの対応を行ってきたものの、営業損失を計上するなど、厳しい業績だったため、としている。毎月、月次の売上高を発表しているが、携帯電話販売の不振により、直近は3ヵ月連続で前年比でマイナスとなっていた(関連記事)。 同業のザッパラス<3770>も携帯電話販売を展開していたが、今年1月に携帯電話販売店を手がける子会社ジープラスを解散した(関連記事)。またインデックス<4835>もPHS端末を手がけるネットインデックスを連結から外した。いずれも携帯電話端末とコンテンツ配信の相乗効果を狙った垂直統合とみられるが、その多くは狙いどおりには行かなかったようである。