デジタルガレージ、twitter関連事業が業績けん引役に 大和証券「STOCK NEWS」

 大和証券投資情報部は、12月24日付けの「STOCK NEWS」で、デジタルガレージ<4819>を取り上げている。

 大和証券によれば、デジタルガレージは、インターネットビジネスの支援が主力事業で、カカクコムを東証1部上場企業に育てた企業として知られている。近年、日本企業で唯一、twitterに出資する企業として、その動向にはさらに注目が集まっているという。

 デジタルガレージは、米国ツイッター社と業務資本提携を行い、日本向け事業を共同展開。日本国内でのtwitterの普及を先導し、現在、利用者は1000万人を突破するなど、媒体としての価値は日増しに高まっているようだ。

 大和証券では、今後の課題は、その媒体価値の向上をいかに利益に結びつけていくかであり、利益率の高いビジネスモデルを構築できれば、業績けん引役として期待される、と指摘している。

 デジタルガレージは、twitterでの広告配信に加え、twitterをマーケティングに使う企業からのコンサルティング収入を得る、といった施策を実施している。twitter関連事業の高い成長を実現させる方針で、2013年6月期には、売上高55億円(2010年6月期は8億1200万円)、営業利益28億円(同1億0700万円の赤字)とする計画だ。