ドーガン・インベストメンツ、ゲームクラウドサービスを手がけるグルーヴノーツに出資

ベンチャー投資ファンドを運営するドーガン・インベストメンツは、12月27日、福岡県のベンチャー企業で、ゲームクラウドサービスを手がけるグルーヴノーツに3000万円の出資を行ったことを明らかにした。 同社は、2011年7月の設立以来、ソーシャルゲームに関するクラウドシステムの開発を行なっているが、据置専用機でのリッチなゲーム体験をソーシャルゲーム市場に持ち込むため、クラウドサーバーでの分散処理システムをゲームのレンダリングなどに活用し、超多人数が同時にプレイする場合でも処理落ちなどを起こさないバックボーンの構築を手掛けている。今回の資金調達を通じて、すでにある基礎技術の製品化への研究開発資金として活用する予定。また、プラットフォームとなるクラウドサーバー以外にゲーム製作も行なっており、開発から運用、分析までをワンストップで提供することができ、今後多くの受注が見込まれているという。 なお、今回の投資は、西日本シティ銀行、十八銀行、豊和銀行、筑邦銀行、独立行政法人中小企業基盤整備機構が出資している「九州アントレプレナークラブ投資事業有限責任組合」(九州アントレファンド)を通じて行った。   ■関連サイト グルーヴノーツ ドーガン・インベストメンツ