言語社は、独自に開発したHTML5ベースのノベルゲーム環境「ノベルスフィア」のβ版を公開するとともに、ノベルゲームの作成者に向けてβデベロッパープログラムの提供を開始した。
「ノベルスフィア」は、HTML5ベースのノベルゲームエンジンを使い、ノベルを制作・配信できるサービス。ノベルゲーム作者になじみの深い「吉里吉里/KAG3」ライクな開発環境を無料で提供する。HTML5で構築しているため、Windows PCだけでなく、Mac、iOS、Androidなどにも配信できる。「ノベルスフィア」で提供するタグは外部サイトに貼り付けて利用できるため、ノベルゲーム作者のサイトやブログなど、発信サイトを自由に選ぶこともできる。
なお、「ノベルスフィア」は、オープニング作品として、ノベルゲームサークル超水道の「森川空のルール・再」の配信を開始。1月18日の21時より公開を開始し、公開後の週末(18日～20日)のノベル閲覧回数は9622回にのぼり、このうちスマートフォンからの閲覧は全体の10.34％にあたる995回となったとのこと。今後、配信タイトルを増やしていくとし、次作はノベルゲームサークル Namaageの「Blue*」を配信する予定。
また、同期間に37名のノベルゲーム作成者がβデベロッパープログラムに登録したという。βデベロッパープログラムは無料で、登録した作成者にはすでにSDKを提供している。
■関連サイト
「ノベルスフィア」
「森川空のルール・再」
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