MTI、第1四半期は積極的な広告宣伝で営業益78%減…有料会員は2四半期連続で増加

エムティーアイ(MTI)<9438>は、本日(2月6日)、第1四半期(2012年10~12月期)の連結決算を発表し、売上高73億3100万円(前年同期比2.1%減)、営業利益2億1400万円(同77.9%減)、経常利益2億1600万円(同77.5%減)、四半期純利益1億8500万円(同1.0%増)となった。     大幅な営業減益となったが、同社では、スマートフォン向けサービスの有料会員の獲得に向けた広告宣伝費を増加させたため、としている。売上高については、有料会員数の減少が続いているものの、JibeMobileのキャリア向けシステム開発の受注が順調に推移しているため、2%の減収にとどまった。最終利益のみプラスとなったが、これは特別損失や税負担が減少したことによる。 有料会員の動向については、前四半期末と比べて3万人増の816万人となった。前四半期に続いて、2四半期連続で会員数は純増となった。デバイス別では、スマートフォンの会員は54万人増の367万人、フィーチャーフォンが51万人減の449万人となった。   ■2013年9月期の見通し 2013年9月期は、売上高300億円(前期比2.1%増)、営業利益17億1000万円(同0.3%増)、経常利益17億円(同0.1%増)、当期純利益7億5000万円(同585.3%増)を見込む。従来予想からは変更なし。