エキサイト、第3四半期は減収減益…広告・課金好調も海外や接続事業の先行投資で

エキサイト<3754>は、本日(2月6日)、第3四半期(4~12月期)の連結決算を発表しており、売上高61億8300万円(前年同期比17.4%減)、営業利益1億5900万円(同15.0%減)、経常利益1億6600万円(同23.2%減)、四半期純利益1億5800万円(同30.4%減)だった。

 

 

同社では、ブロードバンド事業での販売方法の変更による売上減に加え、モバイル端末のラインナップ拡充に伴う先行投資や、海外展開に伴う合弁事業の先行費用などが収益を圧迫したため、としている。広告・課金事業については、リスティング広告の売上が減少したものの、利益率の高いディスプレイ広告と安定した課金サービスの収益が伸びたものの、前期先行費用を補えなかった。

なお、セグメント別の損益状況は、ブロードバンド事業の売上高が24億8400万円(同28.4%減)、営業利益1億4700万円(同30.1%減)で、広告・課金事業は、売上高36億9800万円(同7.8%減)、営業利益5億6400万円(同14.8%増)だった。

 

■2013年3月期の見通し

2013年3月期は、売上高87億円(前期比12.3%減)、営業利益5億2000万円(同52.7%増)、経常利益5億5000万円(同40.8%増)、当期純利益5億円(同3.4%増)を見込む。