エイティング、第2四半期の業績予想を上方修正…家庭用の受注順調、ソーシャルの黒字化にもメド

ゲームソフト受託開発を行なっているエイティング<3785>は、本日(2月8日)、第2四半期(2012年10月~2013年3月期)の連結業績予想を上方修正し、売上高12億8700万円(前回予想12億3100万円)、営業利益2億7000万円(同1億1500万円)、経常利益2億7000万円(同1億1500万円)、四半期純利益2億0200万円(同8300万円)とした。 従来予想からの修正率は、売上高が4.5%増、営業利益が134.8%増、経常利益が134.8%増、四半期純利益が143.4%増となる。     同社では、スマートフォンやタブレット端末などで利用が伸びているソーシャルゲームコンテンツ市場に対応した体制の強化を図ってきたが、今期に入り運営業務で推進してきた工程管理の見直しの成果が徐々に出始め、運営タイトルの黒字化の見通しが立ってきた、としている。また、新規クライアントに向けた営業活動により、新規ソーシャルゲームの開発案件も受託に至り、開発売上の計上に寄与した。主力の家庭用ゲームソフト開発業務では、下半期に計画していた案件が受注になるなど、総じて予算の進捗は順調に推移しているとのこと。   ■第1四半期は黒字転換 なお、同時に発表した第1四半期(2012年10~12月期)の連結決算は、売上高6億8100万円(前年同期比51.0%増)、営業利益2億3300万円(前年同期1700万円の赤字)、経常利益2億3300万円(同1700万円の赤字)、四半期純利益1億8000万円(同1700万円の赤字)だった。