フェイス、第3四半期は減収減益…ウェブマネーの連結からの離脱で

フェイス<4295>は、本日(2月12日)、第3四半期(2012年4~12月期)の連結決算を発表し、売上高51億1500万円(前年同期比83.8%減)、営業利益8億1300万円(同39.7%減)、経常利益9億1800万円(同35.7%減)、四半期純利益8億0800万円(同87.4%減)だった。     同社では、連結子会社であったウェブマネー株式を2011年7月に譲渡したことに伴い、ウェブマネーの業績が連結から外れたため、としている。セグメント別の状況は以下のとおり。 ■コンテンツ事業は、売上高40億5600万円(同15.9%減)、営業利益6億8700万円(同13.1%減)だった。着信メロディは、スマートフォンへの移行などにより売上は減少したものの、コスト削減により収益性が向上した。また「新たなコンテンツ流通のしくみ創り」と「新たな事業基盤の構築」に注力し、オリジナルビデオレターが作成できる「ピクミックスレター」や、声優・俳優・アーティストの発掘、育成、マネジメントを行うリンク・エンタテインメンツへの出資、国内最大級の音楽コンテストコミュニティサイトを運営するクレオフーガとの提携を行った。 ■ポイント事業は、売上高10億5800万円(同0.0%増)、営業利益1億2500万円(同13.1%減)だった。家電エコポイントの交換申請期限の到来に伴い商品供給は減少したが、ポイントカードによる売上は堅調に推移した。   ■2013年3月期の見通し 2013年3月期は、売上高68億円(前期比79.7%減)、営業利益9億円(同42.9%減)、経常利益9億7000万円(同44.8%減)、当期純利益8億円(同88.0%減)を見込む。