メタップス、Fidelityと既存株主から10億円の資金調達…metapsの世界展開を加速

メタップスは、この日(3月6日)、Fidelity Growth Partners Japanと既存株主を引き受け先として総額10億円の第三者割当増資等を実施し、シリーズBファイナンスを完了したことを明らかにした。 同社は、Androidアプリに特化した開発者向けプラットフォーム“metaps”を日本、韓国、香港、シンガポール、北米で展開しており、アプリの「集客」と「ユーザの活性化」、「収益化」をワンストップで提供している。Androidアプリの開発者は、metapsを導入することで、SNSプラットフォームなどに参加しなくても、独自にマネタイズすることができる。 2011年8月のサービス開始以来、アジア市場にフォーカスし、2013年2月現在、metapsを導入しているAndroidアプリは全世界で累計6200万ダウンロードを突破。2012年夏以降のAndroid端末の世界的な普及を追い風に、昨年1年間で広告売上が175倍に伸び、月平均成長率(CMGR)も60%と非常に高い成長を維持しているという。 同社では、今回調達した資金について、アジア市場における人材の強化やサービスの拡充、アジア市場以外での事業展開の強化に充てる予定。また今回、資金調達を行ったFidelityを新たにパートナーに迎えたことで、Fidelityの持つグローバルネットワークや専門知識を活用するとしている。