クックパッド、第3四半期は売上・営業益ともに過去最高に スマホ中心に有料会員伸びる

クックパッド<2193>は、3月8日、2013年4月期の第3四半期(2012年5月~1月期)の連結決算を発表し、売上高35億4400万円(前年同期比27.0%増)、営業利益18億7500万円(同37.9%増)、経常利益18億6500万円(同41.6%増)、四半期純利益11億5100万円(同50.3%増)だった。売上、営業利益は四半期ベースでは過去最高になった。     同社では、スマートフォン利用者数の増加に伴い、有料のプレミアムサービス入会者が増加し、1月末には90万人を突破し、売上高は同29.8%増の21億8400万円だった。また広告事業については、大型の純広告の受注が伸び、同22.8%増の13億5900万円となった。増収効果で人件費や売上手数料の増加を吸収した。  

    なお、クックパッドの利用動向は、1月の月間利用者数は、PCが1388万人、モバイルが1702万人だった。特にスマートフォン向けブラウザからの利用者数が引き続き順調に増加し、870万人(前年同月比3.0倍)となった。レシピ数も138万品となった。     ■2013年4月期の見通し 2013年4月期は、業績予想については開示していないものの、2012年4月期を上回る見込みとしている。同社では、今後もスマートフォンの一層の普及がクックパッドのユーザー数増加の後押しになると考えているとのこと。