【ゲーム業界求人動向 - 6月】企業側は採用戦略についてどのように考えているのか 挙げられる対話の重要
激動する市場に多彩な職種、目まぐるしく変化していくゲーム業界。本稿では、クリーク・アンド・リバー社<4763>所属のゲーム業界に特化したエージェントが語る、直近の求人動向や業界トレンドを隔週でお届け。環境の変化に伴い、企業側の求人ニーズにも変化は出ているのだろうか。ぜひ、今後の活動などに役立ててください。
■企業側の採用戦略 対話を重視する動向に
昨今のゲーム業界では、各企業の開発ラインの増加や強化、その他業界とのメディアミックスが行いやすい環境にあり、求人数の増加や複雑化が進んでいます。
採用担当者は、求職者への訴求方法を試行錯誤し、より効率的に自社にマッチしたクリエイターに巡り合えるよう、日々頭を悩ませています。
そのため、直近では媒体掲載にとどまらず、“どういった想いでゲーム制作をしており、どういった方向性で企業成長を考えているか”など、文字では表しづらい情報について、イベント形式、対話形式で発信する企業が増えております。
具体的には、技術セミナー、オフィスツアー、カジュアル面談などが挙げられますが、無料で参加できるものが多く、クリエイターにとっても情報収集のよい機会にもなるため、就職後のミスマッチ防止に役立っています。また、すぐに転職を考えていない方でも、気軽に参加できるイベントも多くございます。
直接現場の方との対話を重ねることにより、生の情報が得られるだけでなく、現在の自身のキャリアを見直すきっかけにもなるでしょう。ご興味をお持ちの方は、ぜひ有効活用してみてはいかがでしょうか。