ANYCOLOR<5032>は、9月10日、2026年4月通期の業績予想の上方修正を行い、売上高500億円~520億円(前回予想490億円~510億円)、営業利益205億円~215億円(同190億円~200億円)、経常利益205億円~215億円(同190億円~200億円)、最終利益142億2300万円~149億1700万円(同131億8200万円~138億7600万円)とした。
・売上高:500億円~520億円(前回予想490億円~510億円)
・営業利益:205億円~215億円(同190億円~200億円)
・経常利益:205億円~215億円(同190億円~200億円)
・最終利益:142億2300万円~149億1700万円(同131億8200万円~138億7600万円)
【従来予想からの修正率】
・売上高:2.0%増~2.0%増
・営業利益:7.9%増~7.5%増
・経常利益:7.9%増~7.5%増
・最終利益:7.9%増~7.5%増
同社では、第1四半期の「にじさんじ」所属VTuberのコマース売上高とイベント売上高が当初計画を上回る進捗となったうえ、コスト面も改善されたため、通期の業績予想を上方修正した、と説明している。
第1四半期において、VTuberユニットの周年施策、季節性の大型施策などで、グッズ企画、プロモーションなどが盛り上がりの最大化に寄与するとともに、ライブ関連グッズでは事前・事後の販売を戦略的に実施したことなどを背景に、コマース売上高は当初計画を上回って進捗している。
また、「にじさんじ WORLD TOUR 2025」の各公演を中心に、第1四半期までに実施した各イベントも想定を大きく上回る反響であったことから、イベント売上高も当初計画を上回る着地となった。
他方、コスト面においても直接原価の改善が奏功するとともに、その他原価・販管費についても計画通りの推移となり、利益面でも想定を上回っているという。
続く第2四半期以降も引き続き売上高の伸長が見込まれること、利益面でも堅調に推移することが見込まれることを勘案し、通期の業績予想を上方修正することにしたという。
なお、2026年4月期中を通じた「にじさんじ」全体の盛り上がり、デビュー数年程度の比較的活動年数の浅い VTuber の成長度合い、新規デビューの動向などを考慮し、一定のレンジでの業績予想としたという。
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高428億7600万円、営業利益162億7900万円、経常利益162億1400万円、最終利益115億1000万円(2025年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032