IT系求人・転職サイト『IT転職ナビ』を運営するワークポートは、1月25日、2011年12月のゲーム業界の採用動向を発表した。
ゲーム業界では、引き続きソーシャル業界がけん引しているが、エンジニアは採用ニーズの高い状況が続く中、ディレクターやデザイナーは現状維持か減少となり、ポジションによってはピークを過ぎた感がある、としている。
一方、コンシューマー業界では、オンラインやソーシャルに参入したことで、WEB系人材へのニーズが高まり、WEB系エンジニアやWEBディレクター、デザイナーなどの求人が大手パブリッシャーや中堅パブリッシャーから相次いだという。
コンシューマー業界では、依然としてPS3やXbox360といった次世代機経験者のニーズが高いようだ。転職マーケットにおいてPS3やXbox360の経験を有する人材は希少であるだけに、該当する転職希望者は引く手あまたの状況にある、とのこと。
■今後の見通し
ワークポートでは、今後の見通しとして、バブルとも評されたソーシャル業界の積極採用は、終息傾向にあるが、この背景には、急激に増えた人材の教育に力を注ぐ期間とも考えられ、ソーシャル業界も組織固めの時期に差し掛かりつつあると指摘している。一方、エンジニアのニーズは、依然として高く、ポジションによってはまだチャンスがあると見ているという。
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