テコテック、ブロックチェーンゲーム開発を支援するNFT特化型SaaS「Spize」を公開


テコテックは、4月21日、ブロックチェーンゲーム開発を支援するNFT特化型SaaS「Spize」の公開を発表した。

「Spize」はゲームにブロックチェーンとの連携を簡単かつ効率的に構築することが可能なSaaS型パッケージとなっている。ブロックチェーンゲームは「デジタルデータの所有権」や「経済」の概念が導入された次世代のゲーム基盤として注目を集めているものの、作り手の供給不足や開発ハードルが高く、一度サービスロンチしてブロックを形成した後にアジャイル開発でのイテレーションの繰り返しが困難などの問題がある。

「Spize」はUnity、Cocos Creatorなど多数の開発プラットフォームに対応しており、各社の得意な開発環境でブロックチェーンパブリッシュと連携することができる。また、既存のブロックチェーンゲームネットワークに対応した形でブロックチェーン連携することも可能となる。

「Spize」を導入する事でブロックチェーンとの連携部分のコスト・開発工数削減とゲーム本体の開発の迅速化を実現できるだけでなく、NFTを中央管理する場合のハッキングリスクを回避するためのコンテンツの分別管理や、NFTを管理するマネージドツールが付帯しており、アドミニストレーションや運営オペレーションを簡易化して運営コストの削減を図る。

【Spize機能一覧】
・トークンパブリッシュ
プラットフォームに適応した形でNFT(Non-Fungible Token)を発行する機能を提供する。

・アイテムパブリッシュ
ブロックチェーンデータと引き換えできるキャラクターやゲーム内アイテムなどを発行できる。コイン・NFTを直接配布するのではなく、前払式支払手段に伴う引き換えポイントなどを発行することによりコイン・NFTの過度な流通を制御することも可能となる。

・マネージメントツール
NFTの発行・移動を管理できる管理ツールを提供する。

・ブロックチェーンリンケージ
クロスAPIによりブロックチェーンの情報を取得しゲームと連携可能な状態にする。特定のNFTを持っている場合にのみゲーム内でインセンティブを発行するなどの施策が可能になる。
 
株式会社テコテック
https://www.tecotec.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社テコテック
設立
2007年12月
代表者
代表取締役社長 釣崎 宏
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