【月刊YouTube調査】エヴァンゲリオンコラボにて『にゃんこ大戦争』関連の動画再生が大きく躍進…ゲーム実況で人気のスマホゲームランキング（2023年6月統計）

2023年6月にて、YouTuberに取り上げられたスマホゲームのランキングを上位20位まで紹介する。

本ランキングは「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」（株式会社スパイスマート提供）での取得データを参照。LIVEOPSISではスマホゲームのイベント運用データの他、YouTubeやTwitterの運用情報なども分析可能。

（以下、スパイスマートが提供するスマホゲーム分析/運営ソリューションル「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」での調査内容を基に掲載） 

2023年6月度ゲームアプリ動画トレンド（投稿本数順）

期間中に調査対象YouTubeチャンネルにて、動画投稿されたスマホゲームのタイトル、投稿チャンネル数。投稿本数、視聴回数を集計

集計期間：20023/6/1～6/21
調査対象：チャンネル登録者数が一定数以上でゲーム実況を扱っているYouTubeチャンネル

1位～10位の動向について

不動の1位の『Minecraft』を除き、1位～10位は先月の顔ぶれからほとんど変わっている。

なかでも『にゃんこ大戦争』は大きく躍進し、先月13位から5位までランクアップ。6月1日からスタートしたエヴァンゲリオンコラボに盛り上がる動画が多数公開されている。特に超激レアキャラクター“隻眼の少女アスカ”と“エヴァ第13号機”のガチャの引きに歓喜する動画やプレイ動画が多く見られる。また「今回のエヴァコラボが最終か!?」と予想し名残を惜しむ声がとても多く、非常に人気のコラボだったことがうかがわれる。

また『原神』は先月より順位を1つ上げた。視聴回数は3割ほど先月と比べ落ちているがその逆に投稿本数・投稿チャンネルが増加している。再生数上位の6月公開された動画の中には6月13日の復刻ガチャに関連しているもので、特にそのタイミングで登場した「カズハ(楓原万葉)」というキャラクターについての動画が多く見られた。”最強サポーター”などと多くの動画で盛り上がっており、非常に人気のキャラクターでガチャが盛り上がっていたことがうかがわれる。

続いて『雀魂 -じゃんたま-』は、先月から比べ順位は1つ落としたものの投稿本数・投稿チャンネルが増加、そして視聴回数が圧倒的に先月と比べ1.6倍ほどに増えた。動画の内容としては6月13日におこなわれた「神域リーグ 2023」第三節でおおいに盛り上がっているようで、公式動画をはじめとして解説動画や切り抜きなどの動画が多く見られる。また特に6月の視聴回数上位の動画をみると、30万回前後の再生数を出すShortsが上位を占めていることから他のゲームと比べてユーザーの視聴態度がやや違う傾向があるように思われる。

11位～20位の動向について

先月20位圏外だった『プロジェクトセカイ カラフルステージ！ feat. 初音ミク』が復活。比較的幅広い内容で動画が投稿されている作品だが、今月の投稿本数増加要因の1つとして、イベント情報やイベント予想動画などのほか、5月末にスタートしたイベントにおけるキャラクターのウェディングドレスのイラストや、ビビバス（Vivid BAD SQUAD）のイベントストーリーやイラストに関連した動画などがいくつか見られ、ファンの琴線に触れ熱狂的に盛り上っていたことがわかる。

14位の『ドラゴンボールZ ドッカンバトル』は先月から投稿本数が約2倍にも増えている。6月15日からスタートしたイベント「激闘ベジータ伝」やガチャ「伝説降臨」に登場する最大レアリティ「LR」まで覚醒できるキャラなどについての動画が多く見られ、盛り上がったイベントだったことがうかがわれる。

また先月まで20位圏外だった『クラッシュ・ロワイヤル』も16位と躍進。それより上位にいた『グランブルーファンタジー』『ドラゴンクエストウォーク』『Fate/Grand Order』などの本数が減少したことも大きな要因だが、投稿が増えた1つとして6月19日に始まった大型アップデートが要因となっているようである。

➜21位以降及び最新データもLIVEOPSISでチェック可能

LIVEOPSISではスマホゲームのマーケットトレンド、新作タイトルの事前予約状況、注目タイトルの最新情報を取得しております。

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■執筆 ＜株式会社スパイスマート＞

スマートフォンゲーム内運用に関する調査・分析を行うリサーチ事業とコンサルティング事業を展開しており、「LIVEOPSIS（ライブオプシス）」というサービス名称で各種ソリューションを提供。