サイバーエージェント、子会社統合しCyber AI Productions始動…AIや3DCG、バーチャルプロダクションを活用した広告企画・制作をワンストップで提供
サイバーエージェント<4751>は、グループ会社の6秒企画とCyberHuman Productionsの2社を2023年9月1日に合併し、ブランド領域における動画制作からAIや3DCG、バーチャルプロダクションなど最先端技術を活用した広告クリエイティブ企画・制作までをワンストップで手掛ける「Cyber AI Productions」として始動することを発表した。
同社では、2019年にCyberHuman Productionsを設立し、最先端の3DCGスキャニング技術、高品質な3Dモデルデータを活かしたデジタルヒューマン・3DCGコンテンツの企画制作をはじめ、リアルタイム合成や巨大画面のLEDウォールを用いた「LED STUDIO」の撮影システムなど、クリエイティブテクノロジーを活用し、企業のマーケティング活動を支援する取り組みを行ってきた。
また同年にはYouTubeのバンパー広告など短尺の広告クリエイティブを中心に企画制作を行うデジタルネイティブな動画制作プロダクションとして、6秒企画を設立。ブランド領域におけるグラフィッククリエイティブ制作チームも合流し、ターゲティングの細分化とクリエイティブの最適化で効果の高い動画制作を目指しWeb動画からテレビCMまでを手掛け、プロデューサー、エディター、ディレクター、カメラマンなどのクリエイターが所属している。
今回の合併により、それぞれの強みとノウハウを生かした一つのチームとして始動した。ブランド領域における動画制作から3DCG、バーチャルプロダクションなど最先端技術を活用した広告・コンテンツの企画制作までをワンストップで全て内製のチームで手掛けることが可能になり、高い広告効果とハイクオリティなクリエイティブ制作の両立を実現し、さらにこれを進化させていくことを目指しているという。
Cyber AI Productionsでは、サイバーエージェントがこれまでインターネット広告事業で培ったダイレクトマーケティングのノウハウをブランド領域の広告にも応用すると共に、自社で研究開発を行うAI技術、そして自社で保有するバーチャルプロダクション、3DCGなど最先端のクリエイティブテクノロジー、国内トップクラスの機能を備えたスタジオ設備を最大限活用し、広告クリエイティブ・コンテンツの制作にワンストップで取り組んでいく。
■Cyber AI Productionsについて
社名 :Cyber AI Productions
所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目24番12号 渋谷スクランブルスクエア20階
合併日:2023年9月1日
資本金:2500万円(2023年9月現在)
代表者:代表取締役 二宮功太
事業内容 :オンライン動画広告、プロモーションの企画・制作
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751