本日(6月26日)、東証マザーズに上場したモブキャスト<3664>株式は、朝方から買い気配でスタートし、気配値を上げながら午前中の取引を終えた。午前中気配値は、公募価格800円に対し、それを70%上回る1360円となっている。この気配値で計算した時価総額は、約85億9800万円となっている。
同社は、独自のモバイルソーシャルゲームプラットフォーム「mobcast」を通じて、ソーシャルゲームサービスを提供している。実名・実写の選手が登場するプロ野球カードゲーム「モバプロ」をはじめ、サッカーゲーム「Webサッカー」、競馬カードゲーム「モバダビ」などが主力タイトルとなっている。
上場にあたって、市場からの吸収した金額が6億1000万円と少なく、株式需給面の妙味があることに加え、今後の成長性の高さを評価した買いが入っているようである。
なお、同業他社の時価総額を見ると、KLab<3656>が148億円、クルーズ<2138>が79億円、エイチーム<3662>が137億円、ボルテージ<3639>が45億円、ケイブ<3760>が15億円などとなっている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モブキャストホールディングス
- 設立
- 2004年3月
- 代表者
- 代表取締役CEO 藪 考樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7100万円、営業損益4億2800万円の赤字、経常損益4億3600万円の赤字、最終損益3億8000万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3664