2014年10月11日~10月17日の「Social Game Info」では、合計223本の記事を掲載した。
最もアクセスを集めた記事は、『ハッカドール』のインタビュー記事だった。DeNAの岩朝暁彦氏に『ハッカドール』を開発した経緯やサービス展開、そして今後の展望について語ってもらった。美少女モバゲーのコミケ出展の流れでキュレーションサービスを企画・開発し、プロモーション手段としてアニメやアイドル声優ユニットによるライブなどを導入したものの、関係各社の協力もあり、ゲームコンテンツの導入やアニメ系イベントへの進出など予想外の広がりを見せてきた、ということだった。しかし、目指すところは、ニュースを通じて、ユーザーとコンテンツをマッチングさせるという、コンテンツコンテンツ振興というところでは変わらない。
コンテンツの消費を促すと聞いた当初は、ぴんとこなかったのだが、目指すところは、岩朝氏が示してくれた
という例えがわかりやすいだろう。「オタクの友だち」にあたる役割を『ハッカドール』が担うということなのだ。
またクリーク・アンド・リバー社<4763>主催のデザイナー向けセミナー「デザイン塾」のレポート記事も2位となるなど引き続きアクセスを集めた。一般のユーザーはもちろん、イラストレーターとして活躍している方からも読まれたようである。
■アプリストアの注目は『FFRK』と『テラバトル』
今週のゲームアプリに関しては、ディー・エヌ・エー(DeNA)とスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーレコードキーパー』と、ミストウォーカー『テラバトル』に関する記事が多くのアクセスを集めた。両タイトルともにまだまだ初動段階で、足元では、ユーザー数の増加が続いている。今後、どこまで順位を上げるか、そしてアプリストアの勢力図に変化をもたらすのかどうか注目される。ミクシィ『モンスターストライク』への注目度も高い。
またgloopsのネイティブアプリへの本格進出、そして事前登録を開始した『スカイロック』の記事も上位に入った。『スカイロック』に関しては、世界観やストーリー、キャラクター、バトルシムなどブラウザ版の良さを残しつつも、キャラクターボイスやBGM、3Dによるアニメーション演出も取り入れるなどネイティブアプリならではの要素がふんだんに盛り込まれているという。事前登録者もすぐに5万人に到達するなど順調に伸びている模様で、リリース後の展開が注目される。
このほか、gloopsの『Wake Up, Girls! ステージの天使』がサービスを終了する旨を報じた記事も注目された。ゲームシステムやキャラクターの掘り下げといった要素は評価されていたものの、アニメの人気に依存するため、ゲームの開発・運営サイドの努力にも限界がある。アニメ放送終了後、アイドルの人気が上がってもゲームへの波及効果は大きくはなかったのかもしれない。昨年からゲームアプリとアニメを同時展開する事例がいくつかみられたが、大きな成功を収めた事例は限られているように思われる。またゲームの終了を悲しむ声も散見されたので、できる限り多くのユーザーが納得できる終わり方になってくれることを願う。
余談だが、「ハッカドール」のインタビュー記事掲載後、「ワグナー(ファン)ですか?」と何度か聞かれたのだがちょっと違う。あくまで一記者として注目している。Wake up, girlsを最初に見たのは、昨年12月に秋葉原で開催されたイベントで、右も左もわからない(ようにみえた)中、一生懸命イベントを盛り上げようとする姿は印象的だった。危なっかしくてハラハラしたものだ。それから1年も経たないうちに、1800人収容するホールで昼夜2回のライブを行い、同一人物かと思うほど成長したパフォーマンスを披露してくれた。しかも、夏のコミケ最終日と同日だったにも関わらず、いずれも満席にするほどの人気ぶりだ。年末のイベントで席が半分くらいしか埋まらなかったことなども思い出し、いたく感動した次第だ。
最もアクセスを集めた記事は、『ハッカドール』のインタビュー記事だった。DeNAの岩朝暁彦氏に『ハッカドール』を開発した経緯やサービス展開、そして今後の展望について語ってもらった。美少女モバゲーのコミケ出展の流れでキュレーションサービスを企画・開発し、プロモーション手段としてアニメやアイドル声優ユニットによるライブなどを導入したものの、関係各社の協力もあり、ゲームコンテンツの導入やアニメ系イベントへの進出など予想外の広がりを見せてきた、ということだった。しかし、目指すところは、ニュースを通じて、ユーザーとコンテンツをマッチングさせるという、コンテンツコンテンツ振興というところでは変わらない。
コンテンツの消費を促すと聞いた当初は、ぴんとこなかったのだが、目指すところは、岩朝氏が示してくれた
オタクの友だちがいて「何の漫画がおすすめ?」と聞いて、「これが面白い」と教えてもらい、「ああ、これ好き。ちょっと読んでみるわ」となるような…。
という例えがわかりやすいだろう。「オタクの友だち」にあたる役割を『ハッカドール』が担うということなのだ。
またクリーク・アンド・リバー社<4763>主催のデザイナー向けセミナー「デザイン塾」のレポート記事も2位となるなど引き続きアクセスを集めた。一般のユーザーはもちろん、イラストレーターとして活躍している方からも読まれたようである。
■アプリストアの注目は『FFRK』と『テラバトル』
今週のゲームアプリに関しては、ディー・エヌ・エー(DeNA)とスクウェア・エニックスの『ファイナルファンタジーレコードキーパー』と、ミストウォーカー『テラバトル』に関する記事が多くのアクセスを集めた。両タイトルともにまだまだ初動段階で、足元では、ユーザー数の増加が続いている。今後、どこまで順位を上げるか、そしてアプリストアの勢力図に変化をもたらすのかどうか注目される。ミクシィ『モンスターストライク』への注目度も高い。
またgloopsのネイティブアプリへの本格進出、そして事前登録を開始した『スカイロック』の記事も上位に入った。『スカイロック』に関しては、世界観やストーリー、キャラクター、バトルシムなどブラウザ版の良さを残しつつも、キャラクターボイスやBGM、3Dによるアニメーション演出も取り入れるなどネイティブアプリならではの要素がふんだんに盛り込まれているという。事前登録者もすぐに5万人に到達するなど順調に伸びている模様で、リリース後の展開が注目される。
このほか、gloopsの『Wake Up, Girls! ステージの天使』がサービスを終了する旨を報じた記事も注目された。ゲームシステムやキャラクターの掘り下げといった要素は評価されていたものの、アニメの人気に依存するため、ゲームの開発・運営サイドの努力にも限界がある。アニメ放送終了後、アイドルの人気が上がってもゲームへの波及効果は大きくはなかったのかもしれない。昨年からゲームアプリとアニメを同時展開する事例がいくつかみられたが、大きな成功を収めた事例は限られているように思われる。またゲームの終了を悲しむ声も散見されたので、できる限り多くのユーザーが納得できる終わり方になってくれることを願う。
余談だが、「ハッカドール」のインタビュー記事掲載後、「ワグナー(ファン)ですか?」と何度か聞かれたのだがちょっと違う。あくまで一記者として注目している。Wake up, girlsを最初に見たのは、昨年12月に秋葉原で開催されたイベントで、右も左もわからない(ようにみえた)中、一生懸命イベントを盛り上げようとする姿は印象的だった。危なっかしくてハラハラしたものだ。それから1年も経たないうちに、1800人収容するホールで昼夜2回のライブを行い、同一人物かと思うほど成長したパフォーマンスを披露してくれた。しかも、夏のコミケ最終日と同日だったにも関わらず、いずれも満席にするほどの人気ぶりだ。年末のイベントで席が半分くらいしか埋まらなかったことなども思い出し、いたく感動した次第だ。
(木村)