【ゲーム株概況(1/29)】1Q決算と自社株買い好感し、コロプラが大幅高 子会社が韓国ブライニクルと連携のアクロディアは連日のS高

1月29日の東京株式市場は、日経平均が3日ぶりに反落し、前日比189.51円安の1万7606.22円で取引を終えた。アジア株安に加え、為替が117円台と円高方向に推移したことで、値がさ株を中心に売り物に押される展開となった。

そうした中で、ゲーム関連株の動きを見てみると、前日28日に第1四半期決算を発表(関連記事)したコロプラ<3668>が大幅高した。四半期ベースで過去最高収益での着地となったほか、同日に250万株・50億円を上限とする自社株買いを発表(関連記事)したことも買い材料となっているようだ。

また、28日に韓国子会社が韓国ブライニクルとの戦略的な連携を発表(関連記事)したアクロディア<3823>が連日のストップ高となったほか、新ゲームブランド「OBOK AIDEM」を始動したメディア工房<3815>も同じくストップ高。『激突!ブレイク学園』が50万ダウンロード突破したエイティング<3785>も大幅高した。

ほか、人気海外ドラマ「Glee」の音楽ゲームの事前登録受付開始を発表(関連記事)したKLab<3656>は、一時1350円まで上昇する場面もあったが、その後上げ幅を縮小。ブロッコリー<2706>も『うた☆プリアイランド』の課金要素実装(関連記事)を受けて朝方から買いが先行したが、後場に入って値を崩した。

なお、28日に業績予想の修正を発表したアクセルマーク<3624>は、営業損益の上方修正を発表するも、その要因が広告宣伝費の期ずれによるものであり、好材料とは受け止められずにストップ安と急落。ドリコム<3793>、アエリア<3758>の下げもきつい。


■関連銘柄
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
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