【ゲーム株概況(5/1)】第2四半期決算好感し、コロプラが東証1部の値上がり率トップに 通期予想増額のAimingは上場来高値を大幅に更新

5月1日の東京株式市場では、日経平均株価は小反発し、前日比11.62円高の1万9531.63円で取引を終えた。5連休を控えたタイミングということで手仕舞い売りが目立つ展開となったものの、前日に500円を超える大幅な下げを演じていたこともあり、引けにかけてやや買い戻された。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日4月30日に決算発表や業績予想の修正を発表した銘柄の明暗が大きく分かれれる展開となった。具体的には、明暗の「明」では、第2四半期決算を発表したコロプラ<3668>が東証1部の値上がり率トップとなるなど大幅高した。第2四半期までの順調な推移とともに、今後上乗せされてくると思われる新作3タイトルの貢献への期待感が高まっているようだ。

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また、第1四半期の決算発表とともに2015年12月期の連結業績予想の上方修正を発表したAiming<3911>も上場来高値を大幅に更新するなど急騰。2015年3月期の連結業績予想を上方修正したドリコム<3793>も買われた。

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一方、明暗の「暗」と言えるのが、アクセルマーク<3624>だ。第2四半期が減収・赤字転落(関連記事)となったことを嫌気し、朝方から売りが殺到。売り気配のまま終日張り付いた状態となり、ストップ安比例配分となった。また、第1四半期決算が売上高で13.8%減収、営業赤字転落(関連記事)となったenish<3667>も大幅安した。なお、前日は大幅していたガンホー<3765>は、この日は利益確定売りに押された。



■関連銘柄
株式会社コロプラ
https://colopl.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社コロプラ
設立
2008年10月
代表者
代表取締役会長 チーフクリエイター 馬場 功淳/代表取締役社長 宮本 貴志
決算期
9月
直近業績
売上高309億2600万円、営業利益28億5800万円、経常利益32億7600万円、最終利益18億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3668
企業データを見る
株式会社Aiming
http://aiming-inc.com/
自分たちの面白いをカタチに変える
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会社情報

会社名
株式会社Aiming
設立
2011年5月
代表者
代表取締役社長 椎葉 忠志
決算期
12月
直近業績
売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3911
企業データを見る