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【連載】★スマホe-sports★戦の時間だバカ野郎! 第10戦「e-sportsの賞金大会に関する謎!!」

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お世話になっております。板垣です。

カジノ法案で議論が交わされたり、とあるゲームの賞金大会が炎上していたりなど、話題に事欠かない2016年でしたが、業界全体的にe-sportsが盛り上がってきているのは間違いありませんね。

2017年はスマホのe-sports向けタイトルが続々とリリースされていくであろう、ということで、「賞金大会を開く際に気になった事」を、自分用にザックリベースでメモしておこうかなと思います。

※あくまで板垣個人の見解です。ここに書かれている形で賞金大会等を開催し何か問題が起きたとしても、一切責任は負えませんので、あらかじめご了承ください。


 
● 賞金大会の開催は違法になるのか?

そもそも、開催自体は問題無いのでしょうか?

「お金が貰える大会」と聞くと、賭け事のようなイメージが先行して、「賞金大会=ギャンブル良くない」みたいな誤解を持たれることがあるみたいです。2016年は、そんな感じの話をいろいろな人からされました。

確かに、海外のポーカー大会のように、参加料を払って参加し、優勝した人が集まった金額を総取りするような仕組みは、いわゆる賭博ということで、日本だと違法になってしまいますね。

ただ、それは「賞金大会自体が違法」というわけでなく、やり方が良くないという話で、賞金大会自体を否定するモノでは無いと思います。e-sportsでの賞金大会は、将棋や囲碁での優勝賞金などのイメージに近いですね。棋士が大会に参加し、優勝したら優勝賞金が貰えるような。

ゲームでの大会も同じで、プレイヤーが大会に参加して、優勝したら賞金が貰える。大会に無料で参加出来るのであれば、それはギャンプルではありませんよね。

というわけで、参加費が無料であれば大会の開催自体は違法ではないかなと。


 
● 大会の賞金はどこから出るのか?

プレイヤーが無料で参加出来るとなると、賞金はいったいどこから捻出されているのでしょうか?

普通に考えると、ゲーム大会の賞金なのであれば、そのゲームを作った会社が賞金を出している気がしますよね。ゲームのファンの為に、会社の売上から賞金を捻出して、賞金大会を開いてファンに還元するようなイメージです。(※ただし、これには条件があります。後述します。)

あとは、スポンサー主催の賞金大会が開催されるような感じですね。特に無料ゲーム系の場合は、スポンサーがいないと大会開くのは難しいですよね。例えば将棋ですが、どのタイトル棋戦も、主催は新聞社などのスポンサーですね。そこに、プロ棋士の人達が参加するような形です。

巷では、スマホゲームだと「クラッシュロワイヤル」や「ハースストーン」の大会など、さまざまな大会が開かれたりしていますが、資本関係の無いイベント会社が、スポンサーを付けてファンを募って賞金大会を開催していることも多いですよね。

というわけで、賞金は第三者のスポンサーから出たり、開発している会社の売上から出てたりすると。
 


 
● 賞金大会の賞金には上限を設けないといけないのか?

ちょっと前に、「ゲームの賞金大会は最高賞金額は10万円に規制!」という感じのニュースが話題になりましたね。ちなみにコレ、結構誤解されているようですが、「ゲームの賞金大会はどんな大会でも賞金額がMAX10万円まで」という話ではないのです。

改めて整理しますと…

上記の10万円の話は、例えば、1本●円のゲームソフトだったり、1回●円のゲームセンターのゲームなど、「プレイするのにお金が掛かるゲーム」で大会を開催する場合に、賞金の上限は「元商品金額の20倍の金額もしくは10万円」になるよ、というルールのことなのです。ちなみにコレ、ゲーム会社が自社のゲームで大会を開く場合の話です。

必ず10万円がMAXというわけではなく、4800円のPS4のゲームで大会を開く場合は、20倍の96,000円がMAXの賞金額になるという話です。例えば、1回100円のゲームセンター用ゲームで大会を開く場合。プレイヤーが遊んだ金額の20倍までが賞金額のMAXになるという話なので、最大値の10万円を賞金額にしたい場合は、5000円以上遊んだプレイヤーしか参加出来ないような仕組みが必要になりそうです。(伝わるでしょうか??)

ただ、逆を言えば、誰でも無料で遊べるゲームの場合は、上記のような縛りが無く賞金額は無制限、という話にもなります。例えば、「ぬこしょうぎ」で1億円の賞金大会を開催するのは、まったく問題無いという感じです。(1億円無いけどね!)

あと、前述しましたが、あくまでこの上限は、ゲーム会社が自社ゲームで大会を開く場合の話です。第三者が主催している大会の場合は、主催者が自由に賞金額を決めることが出来ます。

というわけで、賞金無制限の大会の開催は可能です。ただし、プレイするのにお金がかかるゲームの場合、自社ゲームで大会を開くのには賞金上限額が発生する、という話です。


 
● 賞金大会はオンライン上では開催出来ないのか?

オンラインカジノに規制が入るなどした経緯からか、「オンライン上で賞金が手に入るモノ=NG」みたいな誤解もあったみたいです。(これも良く聞かれました)

オンラインかオフラインかは、賞金大会の開催可否には特に関係はありません。

例えば、誰でも無料で遊べるオンライン将棋があったとして、そこで1億円のオンライン賞金大会を開いて、優勝した人が賞金をゲット出来る流れは、まったく問題無いという話です。もちろん、オフラインでも同じです。


 
● 基本無料だとしても、追加課金型スマホゲームだとどうなる?

軽く前述しましたが、「プレイヤー全員が同じ条件で勝負出来る」場合は、賞金大会開催はOKかなと。基本的に、「課金すればするほど対戦時に有利となるようなゲーム」での賞金大会は、NGとされています。

なぜなら、公平性が担保出来なくなるからです。

なので、追加課金型ゲームだったとしても、囲碁や将棋のように、対戦開始時の状態が全員平等で、課金内容がプレイヤーの強さに大きな影響を与えないゲームの場合は、賞金大会が開催出来そうです。

あとは、極論ですが「大会時に公平であればOK」という捉えかたも出来るかなと思ってます。例えば、普段は課金した方がバトルに有利なゲームがあるとします。その場合でも、大会専用モードのようなモノがあり、大会時は全員が同じ状態からスタートするような仕組みがある場合は、問題が無い気がします。(大会専用モードだけ、課金とは無関係の立ち位置にあるようなイメージ)

…などなど、模索できることは色々あるのかなと。(ただ、それがゲームとして面白くなくなってしまうと、意味無いのですけどもね)

というわけで、追加課金型スマホゲームでの賞金大会開催は、条件付きでOKというイメージですね。


 
● まとめ

★賞金大会の参加費は無料にする。
★プレイにお金が掛かるゲームは、賞金額制限あり。
★ただし、第三者が主催する場合は、その限りではない。
★誰でも無料で遊べるゲームは、そもそも賞金上限無し。
★無料でも「課金すればするほど対戦時に有利になるゲーム」の場合、賞金大会開催はNG。
★ただし、条件付きでOKになることも。

賛否両論ありつつ、白黒はっきりしないグレーな所も多いですが、今までナァナァだった部分がちゃんと考えられ始めたという意味で、個人的にはポジティブに捉えています。

マネタイズが難しい分野になってきていますが、何かしらブレイクスルー出来る気はしています。「1社だけ勝ち逃げ」みたいな図式が成り立たない業界なので、いろんな会社が協力して、業界全体を盛り上げていく必要があるなぁと、改めて思い直しました。

2017年もよろしくお願いします!


 
【過去記事アーカイブ】

第9戦「G-Starに行ってきた。~韓国はe-sports先進国~」
第8戦「Nintendo Switchが賛否両論な件」
第7戦「今更だけど、東京ゲームショウに行った時の話」
第6戦「テクノスポーツを体験してきました!」
第5戦「e-sports大会のRAGEに行ってきた!」
第4戦「ポケモンGOをe-sports化したらどうなる?」
第3戦「ゲーム内に大会機能を同梱するのは、e-sports化の近道??」
第2戦「『にゃんこ大戦争』を、もしe-sports化しようとしたら、どうなる??」
第1戦「『クラッシュ・ロワイヤル』はe-sportsタイトルとなりえるのか?」


 
■著者紹介&お知らせ

● 「ぬこしょうぎ」をバージョンアップしました!

↓バージョンアップしたよ↓
http://yarukiman.com/shogi.html
 



「ぬこしょうぎ」はこんなゲーム!


 

著者
板垣護
ポノス株式会社、e-sports事業の総括。 兼、ヤルキマントッキーズ合同会社、CEO。
最近の一言
「2016年はあっという間の1年でした。2017年もよろしくお願いします!!」
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企業情報(ポノス株式会社)

会社名 ポノス株式会社
URL http://www.ponos.co.jp/pc/
設立 1990年12月
代表者 辻子禮子、辻子依旦
決算期 11月
直近業績
上場区分 非上場
証券コード

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