DMM、オンラインサロンのプラットフォーム「Synapse」を手掛けるシナプスを子会社化 将来的に「DMMオンラインサロン」と統合へ


DMM.comは、オンラインサービスの開発・運営を行うシナプスの株式を取得し、子会社化したことを発表した。具体的な取得額は非開示。

シナプスは、月額会費制のオンラインコミュニティ(サロン)のプラットフォーム「Synapse」を開発・運営している。サロン主宰者はSynapseを使うことで初期費用無しで簡単にサロンを開設することができる。現在「橋下徹の激辛政治経済塾」「猪瀬直樹の『近現代を読む』」をはじめ、多くの作家、実業家、アスリート、モデル、テレビタレント、アルファブロガーなどが利用している。

(以下、プレスリリースより)

■今後の事業展開について
DMM.comは、シナプスをグループに加え、オンラインサロンをはじめとしたコンテンツ流通事業のさらなる発展・拡大に取り組んでいきます。DMM.comが運営する「DMMオンラインサロン」と、シナプスが運営する「オンラインサロンプラットフォームSynapse」は、当面の間、引き続き各社にて独立して運営される予定です。

今後の事業展開としては、オンラインサロンのさらなる普及と発展をめざし、両サービスの情報をすべて引き継ぐ形での統合サイト構築を行ってまいります。新サイトではオンラインサロンの決済・運営が行えるだけではなく、多様な形でのコンテンツ配信・販売が行えるようになる見込みです。

統合時には両サービスのすべての情報を引き継ぎますので、各サービスでサロンを運営されているオーナーの方も、サロンをご利用いただいているユーザーの方も、新規に登録や対応を行うことなく継続してサービスをご利用いただけるようになりますので、ご安心ください。 

■将来のサービス展開について
統合サイトにおいては単発のオンラインサロン展開だけではなく、既存のビジネスモデルとオンラインサロンを掛け合わせた新たな仕組みを構築していきます。

統合サイトの運営開始後は、より多くの事業者さまにオンラインサロンをご利用いただくことを目的に、オンラインサロンサービスのOEM展開にも対応していく見込みです。諸条件については現時点では未定です。

今後はオンラインサロンを「有名人による特別なコミュニティ」としてだけとらえるのではなく、誰もが使える日常のライフスタイルを豊かにするような、一般にひらかれたサービスを目指していきます。

また、DMM.comは本年3月に六本木一丁目新社屋に移転を行います。新社屋にはいままでより広いイベントスペースを備えており、これをサロン限定イベントの会場として無償提供していく予定です。こちらはDMMオンラインサロン・Synapseの両方で利用可能です。

<シナプス企業情報>
会社名:シナプス株式会社
所在地:〒101-0021 東京都千代田区外神田2-7-1 開花ビル2F
事業内容:オンラインサロンプラットフォーム「Synapse」の運営
代表者名:田村健太郎


 
合同会社DMM.com
https://dmm-corp.com/

会社情報

会社名
合同会社DMM.com
設立
1999年11月
代表者
最高経営責任者 亀山 敬司
決算期
2月
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