【インタビュー】アニメ化、3D完全新作、リアルアイドルデビューを発表した『消滅都市』の今後とは…「PROJECT消滅都市」の真意に迫る!

 
2018年5月にリリースから4周年を迎えた、Wright Flyer Studiosの『消滅都市』。同タイトルは、2014年にグリー<3632>がスマートフォン向けアプリ開発を担うスタジオとして設立したWright Flyer Studiosの第1弾オリジナルタイトルとして、同スタジオの名を世に知らしめるきっかけを作り、そして今日まで牽引している。2016年11月には『消滅都市2』へと名を改める大型アップデートを実施し、現在は900万ダウンロードを達成。
 
そんな『消滅都市』が、5月27日に開催したリアルイベント「PROJECT消滅都市発足発表会」にて、今後『消滅都市』を広げていくための施策として、アニメ化や3D完全新作「新・消滅都市プロジェクト」の発足など、数々の展開を発表した。


▲こちらが「PROJECT消滅都市」で展開される4大プロジェクト(特設サイトより)。

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ただ、リアルイベントで公開された情報があるとはいえ、「PROJECT消滅都市」についての詳細にはまだ謎が多く、もっと色々なことを知りたいという人も多いのではないだろうか。そこで、今回は『消滅都市』シリーズディレクターの下田翔大氏、『消滅都市2』プロデューサーの栗山知也氏、『消滅都市』宣伝プロデューサーの佐々木敦子氏のお三方に改めてインタビューを実施。「PROJECT消滅都市」を立ち上げた経緯や各プロジェクトの詳細をはじめ、現在『消滅都市』がどういった環境で開発されているかといった秘蔵話まで伺ってきた。
 

・『消滅都市』シリーズディレクターの下田翔大氏(写真左)
・『消滅都市2』プロデューサーの栗山知也氏(写真右)
・『消滅都市』宣伝プロデューサーの佐々木敦子氏(写真中央)
 

■『消滅都市』と共に歩んだそれぞれの4

 
──:まずは自己紹介も兼ねて、お三方が『消滅都市』においてどのような役割を担われているかのご説明をお願いします。
 
下田翔大氏(以下、下田):Wright Flyer Studiosの第3スタジオで部長を務めている下田です。『消滅都市』の生みの親であると共に、制作チーム全体を動かすのが主な役割になります。『新・消滅都市』のプロデューサー兼ディレクター、アニメの会議への参加や各種監修なども行っています。
 
栗山知也氏(以下、栗山):『消滅都市2』のプロデューサーとして、ゲーム内の決定を下しています。細かい部分で言えばプロデューサーレターの執筆や、今後のイベント展開、ゲームバランスについても確認をしています。
 
佐々木敦子氏(以下、佐々木):私は『消滅都市』に関するマーケティングやプロモーションの担当をしています。今回、実施したリアルイベントのように、ゲーム外で『消滅都市』をどのように見せていくかを考えています。
 
下田:佐々木には今でこそマーケティングを担当してもらっていますが、昔は開発チームでランキングイベントの作成なんかをしていたんですよ。

 
──:え!? そうだったんですか。
 
佐々木:はい、『消滅都市』チームが発足して半年ほど経った時期に合流したのですが、その頃は運営チームの一員でした。その後、弊社の子会社で広告関係の業務を学び、知見を広げた後に改めて『消滅都市』のマーケティングを担当することになったんです。

──:ちなみに、運営チームだった頃の経験で今も活きている点はありますか?
 
佐々木:どうすればお客さまに喜んでいただけるかという感覚は、運営チームで培ったものが大きいかなと思っています。


 
──:そうすると、『消滅都市』を作った下田さんはもちろん、お三方とも『消滅都市』とはかなり長い付き合いになると思うのですが、改めてこの4年を振り返っていかがでしょうか?
 
佐々木:リアルイベントで全国大会を実施したり、『消滅都市2』への大型アップデートをしたりと、ゲーム内外で活発に色々な試みができたことは凄いことだと思います。早いようで長かったという不思議な感覚ですね。
 
栗山:ゲーム内イベントは、この4年で3桁を超えるほど実施してきましたし、リアルイベントの方もどんどん規模が大きくなってきました。イベントを通してみなさんの熱量を直に感じることで、タイトル自体が年々大きくなっているという実感が湧いてきます。
 
下田:新しいファンの方も増え、制作チームも拡大しています。本当に多種多様な出会いがあった4年間だったと思いますし、その出会いがあったからこそ続けてこられたとひしひし感じます。

 

■「PROJECT消滅都市」で届けたい想いとは

 
──:さて、今回の「PROJECT消滅都市」ですが、どういったきっかけで発足したのでしょうか。
 
下田:実は個々のプロジェクトは「PROJECT消滅都市」発足前から進んでいたんです。そんな中、佐々木から「すべての展開をひとつの大きなプロジェクトとして、まとめて発表したい」という意見が出たのが、発足のきっかけでした。
 
佐々木:『消滅都市』というIPでアニメや新作など様々な企画が進行していたのを見ていて、これらの情報をより分かりやすくお客さまに届けたいと考えたんです。

 
栗山:今、運営している『消滅都市2』の他に、アニメや新作ゲームなど、新たなプロジェクトが立ち上がっていく中で、もう一段大きく広げていこうという覚悟ができたんです。
 
佐々木:みんな強い信念や、想いをもって開発や運営をしているんですよね。「PROJECT消滅都市」が、そうした想いをより多くの方に届ける、ひとつのきっかけになればいいなと思っています。

 
──:下田さんにとって『消滅都市』に込めた信念や想いは、どのようなものなんでしょうか。

下田:うーん、苦しいことや辛いことがあったとしても、前を向いて頑張っていこうというメッセージですかね。ギャグをやっても、謎解きイベントをやっても、それだけは一貫して、通奏低音のように流れているものかもしれません。
 


──:アニメのキャッチコピーが「記憶は、生きつづける」ですが、やはり「生きる」というのはひとつ『消滅都市』を表すテーマになっているのでしょうか。
 
下田:テーマ先行で作ったわけではないので、結果的にそうなってしまったという感じです。たとえば、今もアニメの脚本について話し合いを続けていますが、どれだけ話し合っても最後には「この話は、凄く辛いことがあるけど前を向いて頑張っていこう、辛いことを否定するのではなく受け入れていこうという話ですよね」というところに自然と帰結するんです。もしかしたら『消滅都市』というタイトル自体に、そうなり得る力があるのかもしれません。
 

■”SPR5”は『消滅都市』ならではの唯一無二のアイドルに!

 
──:では、いよいよここから各プロジェクトの詳細についてお話を伺っていきたいのですが、まずはSPR5のリアルアイドルデビュー。先日行われたライブは入場規制がかかるほど人気で順調なスタートですね。
 
栗山:自分も現場に行ったのですが、お客さまの熱量に本当に驚きました。また、来場者の半数ほどが『消滅都市』ファン、残りの半分は声優やアイドルファンといった層の方々だったことにもびっくりしました。
 
──:アイドルイベントにしては女性ファンも多く見受けられましたが、その辺りはいかがでしょうか?
 

▲作中のSPR5(画像左)と、リアルアイドルのSPR5のメンバー(画像右)。
 
栗山:元々『消滅都市』のお客さまは男女の割合が半々なのですが、SPR5がリアルデビューする際、メンバーもしっかりとゲームをプレイして理解してくれたことが女性の方にも受け入れていただけている理由のひとつかもしれません。
 
──:ちなみに、メンバーのオーディションなどには栗山さんも行かれたのでしょうか?
 
栗山:はい。エントリーしてくれた方々には事前に希望した役の演技をしてもらっていたのですが、自己紹介や演技を見ているうちに「こっちの役の方が良いかも」という話もあって、その場で違う役を演じてもらうということもありました。
 
──:そもそもSPR5リアルデビューを企画されたのにはどういった経緯があったのでしょうか。
 
栗山:これは、アニメを一緒に手がけているポニーキャニオンさんと話す中で生まれてきたアイディアですね。
  


──:最初にそのアイディアを聞いたときはどう思われましたか?
 
下田:世の中には既にアイドルのグループがもたくさんありますので、正直なところ、「今から始めて上手くいくのかな?」という不安もありました。ただ、SPR5の子たちが頑張っている姿を見るうちに、この熱量があれば純粋にアイドルグループとして成功する未来もあるかもしれない、と思えるようになりました。今ではメンバーだけでなく、曲を作ってくださっている方も、プロデュースチームも、すごい熱量でこのプロジェクトに向き合っています。
 
栗山:リアルでもゲーム内でもSPR5を大きくしていきたいと考えています。彼女たちの今後の活動にも期待していてください。

 

■アニメ制作ではクリエイター同士の熱いぶつかり合いも!?

 
──:続いて、アニメ化についてもお聞きしていきます。こちらのきっかけは何だったのでしょうか?
 
下田:これも先ほどのSPR5リアルデビューと同じく、「一緒にやろう」と言ってくださる方がいたということに尽きますね。なので、ポニーキャニオンさんやマッドハウスさんと上手くチームを組めたというところが大きいです。アニメ化するのであれば良いチームで実現したいと考えておりましたので、ファンの皆さんにはお待たせする形になってしまいましたが、結果的にはここまで待って良かったと思っています。
 
──:「PROJECT消滅都市発足発表会」では、ゲームと同じストーリーにはしないと断言されていましたが、どういったお話になるのでしょうか?
 
下田:『消滅都市』を全く知らない人が見ても、ひとつのドラマとして面白いものにします。また、今まで『消滅都市』を遊んでいた人が見ても、ちゃんと『消滅都市』だなと感じられるものになると思います。

ロストに向かう話をどう再構築するか、というのがテーマのひとつです。表現が難しいのですが、ゲームを遊ばれている方もメインストーリーだけを追っているわけではないですよね。例えば、その間には降臨イベントがあったりランキングイベントがあったり、様々なことを経験しながら物語を紡いで構築していきます。『消滅都市』の物語はそうした全ての体験を含めて出来上がっているものだと思っていますので、アニメにはどのエピソードが必要なのかを考えて再構築をする必要があると思っています。

 


──:どういったところから『消滅都市』らしさが感じられるのでしょうか。
 
下田:世界観やキャラクターのバックグラウンドなどは原作にこだわりすぎず柔軟に設計していますが、その根底にある「伝えたいメッセージ」は、原作と全く変わっていません。そうした部分が「らしさ」に繋がるのではないでしょうか。

──:アニメを制作する際にこだわっているという点についてもお聞かせください。
 
下田:制作陣で良く話しているのは"地に足着いたドラマ"にしようということです。どこか遠くの世界で起きた話ではなく、それぞれの出来事をちゃんと自分自身に重ね合わせられるような、という意味で"地に足着いた表現や演出”をしようという話をしながら作っています。
 
──:制作陣との話し合いでは、どのような会話が飛び交っているのですか?
 
下田:とにかく熱量の高いぶつかりあいです。細部の話というよりは、この物語を通じて何を伝えたいのか、何を感じてほしいのかについて話す時間が長いかもしれないです。ゲームを作るのと同じ熱量でアニメにも向き合えていること、そういう仲間が集ったことを、本当に幸せなことだなと思っています。
  
──:今後続々と情報が公開されると思うのですが、佐々木さんとしてはプロモーションを行ううえで大切にしたいポイントなどはありますか?
 
佐々木:ずっと『消滅都市』を楽しんできた人も、アニメで新たに『消滅都市』に触れる方も、一緒に盛り上がれるような展開をしていけるといいなと思っています。これからじっくりと戦略を練っていきたいなと。
 

■「新・消滅都市」プロジェクトは新たな仲間と共に

 
──:3つ目に、「新・消滅都市」プロジェクトはいつ頃から企画されていたのでしょう。
 
下田:Wright Flyer Studiosはこれまで主に2Dゲームを制作してきたので3Dゲームの技術はまだこれからという状況で、チームを組成するのには凄く時間がかかりました。ただ、3Dゲームを作りたいという想いは以前から持ち続けておりましたので、そこに向けて色々と検証をしながら人を集めてチームを作り上げてきました。
 
──:このタイミングで発表された意図を教えてください。
 
佐々木:アニメ化と同じタイミングで発表することで、アニメ好きの方からゲーム好きの方まで幅広い層に情報が届くかなと考えたんです。
 
下田:あとは、今我々が作っているものを示すことで一緒に戦っていく仲間を集いたいたいという狙いもあります。「3Dでゲームを作ります」とだけ聞いても、実際に作っているものが見えないと怖いですよね。まずは「これを作りたいんだ」というものを先に示すことが大事かなと考えたんです。

 

▲「PROJECT消滅都市発足発表会」の一幕より。

──:そういった要因もあってUnrealEngine4を使用されていることも公開されたのですね。御社ではUnrealEngine4を採用したタイトルは初めてですよね?
 
下田:ほぼ初めてですが、弊社はエンジニアが優秀なので、もうだいぶ使いこなせてきていますよ。
 
──:ゲームジャンルはどのようなものになるのでしょうか。
 
下田:ここもまだ詳しくは話せないのですが、ゲームが上手くなければ遊べないというコアなものにはしたくないと考えています。今回、一番大切なのは「ドラマ体験」なので、スキルがなければ遊べないようなものにはしません。
 
 
 
 

■『消滅都市2』のこれから~5周年へ向けて~

 
──:最後に『消滅都市2』の今後というところで栗山さんはどのように考えておられますか?
 
栗山:アニメ化や3D完全新作など様々な動きはありますが、『消滅都市2』は原作の物語としてこれからもしっかりとファンの方々の心を震わせる体験を届けていきたいと考えています。その中でも、メインストーリーは肝になってきます。
 
──:今、展開されている「天上の世界」ですね。
 
栗山:そうです。今は天上の世界を序章という形で展開していますが、次にリリースされる第1部からの展開が5周年までの大きな見所になります。
 
下田:まさかの展開で「え、こっちに行くの?」となりますよ。
 
栗山:恐らく皆さんが想像している流れとは異なる方向になると思います。

 


──:それはかなり気になりますね……。また、「PROJECT消滅都市」の特設サイトではコラボイベントについても第3弾まで「Coming soon」と発表されていますが、コラボ先を決められる際にはどういった点を重要視しているのでしょうか。
 
栗山:相手があることなのでお互いの合意が取れるかといった基本的な部分もありますが、コラボをした際に『消滅都市』の世界観に合うか、お客さまに楽しんでいただけるストーリーは描けそうか、という点を重視しています。お互いに熱を持ってコラボを実施できると、苦労はありますが凄く良いものができるんです。
 
──:それで言うと『にゃんこ大戦争』のコラボなんかは毎回ユニークなシナリオで強烈なインパクトのキャラが登場していますよね。
 
栗山:(『にゃんこ大戦争』の)ポノスさんとは本当に仲良くやらせてもらっています。今は終わってしまったのですが、5月には新ステージを追加してコラボイベントを復刻しました。毎回コラボキャラを『にゃんこ大戦争』側で作ってくださるのですが、本当にすばらしいキャラを作っていただけるので、こちらも負けじとそのネタをどれだけイジれるかというところに挑戦しているような節はあります(笑)。そうして良いものが作られていくので、ありがたい限りです。
 

▲『にゃんこ大戦争』コラボに登場した「そうまにゃん」。
 
――:ゲーム外の展開はどのように考えておられますか。
 
栗山:リアルイベントについては引き続き開催したいと考えています。
 
──:『消滅都市』には「呪われし廃工場からの脱出」のような謎解きイベントもありますが、こういったものをリアルに展開しようという案は?
 
栗山:決まってはないですが、いつかはやってみたいですね。
 
──:ちなみに余談ですが、あのイベントはやはりリアル脱出ゲームのオマージュなのでしょうか。
 
下田:はい。実は僕がリアル脱出ゲームを滅茶苦茶好きだったことから、アプリで実現するならどうなるだろうと考えて作りました。「情報共有の大切さ」や「ひとつの手がかりを視点を変えてもう一度使う驚き」などの面白さを、なんとか実現できないかなと。機会があったら、またああいったものを作ってみたいですね。

 

――:今後の展望をお聞かせください。
 
栗山:まだ具体的な形は示せませんが、『消滅都市』を応援してくれるみなさまと一緒に何かできるようなイベントをしたいですね。
 
下田:「PROJECT消滅都市発足発表会」では、「私たちは『消滅都市』を広げていきます」と宣言しましたが、その「私たち」の定義ですら、広げていけるとよいなと思っています。

 

■知られざるチーム『消滅都市』の実態

 
──:冒頭にはチーム規模が拡大してきたというお話もありましたが、現在『消滅都市』チームはどのような環境で仕事をしているのか教えてください。
 
栗山:今は『消滅都市2』と「新・消滅都市」プロジェクトのチームに分かれていて、その2チームで第3スタジオが構成されているという形になります。メンバー同士で仲が良いのも特徴で、お互いにオススメのゲームについて話をしている場面はよく見かけますね。
 
──:所属されている方の特色などはありますか?
 
栗山:『消滅都市2』の方は比較的若いメンバーが多いので、活気があると思います。
 
下田:若い人材の中に何人かコンシューマー経験者のベテランが入っていて、若い子たちの面倒を見てくれているという感じの、本当にバランスが取れたチームだと思います。
 
栗山:そういった環境に加えて、「PROJECT消滅都市」が始まったこともあり、幅広い分野でそれぞれが好きなことを仕事に反映できるような環境も整ってきました。例えば、SPR5プロジェクトのメンバーには、かつて趣味で楽曲制作をしていたゲームプランナーがいたりします。個々人の能力を余すことなく活かしながら、みんな楽しそうに日々業務にあたってくれています。

 
──:逆に、今欲しい人材というのはどういった方になりますか?
 
栗山:『消滅都市』をやり込んで世界観や『消滅都市』らしさを汲み取ったうえで、自分から動いてコンテンツを作り上げられるメンバーだと嬉しいですね。
 
佐々木:『消滅都市』とお客様
のことを親身になって考え、アニメを始めとする色々なプロジェクトの中で「伝えるのはこれだ!」というポイントを自分なりに分解して、それを伝えるために何をすべきかを考えられる人と一緒に働きたいと思います。
 
下田:僕らはまだまだチャレンジャーなので、これから組織を作りながらゲームを作っていくことを一緒にしていかないといけません。チャレンジャーであるというのは本当に面白いことだと思っていて、挑戦者としての立場を一緒に楽しめるスペシャリストの方にも来ていただきたいです。大きな夢を見て、大きなチャレンジをすることに面白さを感じられる人と一緒に働けると心強いですね。




──:最後に、今後の『消滅都市』を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。
 
佐々木:「PROJECT消滅都市」は、これからまた色々な展開があり、それに伴って発表されることもたくさんあります。これからも驚くような展開をしていきたいなと思っていますので、引き続き楽しみに待っていてほしいです。また、先ほど下田や栗山が話した通り、どこかでファンの方々と一緒に作れるようなイベントにも挑戦したいと考えておりますので、これからもよろしくお願いします。
 
栗山:これから『消滅都市』を様々な形で展開できることを本当に嬉しく思っています。今後『消滅都市』を広げていく過程で、リアルイベントなどを通じて応援してくださっている皆さまと関わっていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。『消滅都市2』では、これからメインストーリーを中心とした大きな展開を仕掛けていきますので、楽しみにしていてください。
 
下田:『消滅都市』というIPが何を目指すべきか、ファンの方々に何を求められているのか、我々は何を届けるべきかという悩みは数年前から尽きません。でも、真摯に悩みつづけることこそが大事なのかもしれないなと、最近は思えるようになりました。
 
僕たちがゲームをリリースするまでは、ほぼ存在しない言葉だった『消滅都市』という4文字。それが今では意味を持つ4文字に、もしかすると何らかの感情を揺さぶる4文字になっているというのは、本当に大きな変化だなと思っています。ただ、例えば『ファイナルファンタジー』や『ドラゴンクエスト』にはまだまだ遠く及びませんし、『消滅都市』もそれを目指さなければならないと思っています。まだまだ長い道のりだからこそ、楽しんで歩んでいきたいと思っています。みなさん、ぜひ応援のほど、よろしくおねがいします。

 
――:本日はありがとうございました。 
 
(取材・文 編集部:消滅亭やまはん)
 

 
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(c) Wright Flyer Studios
株式会社WFS
https://www.wfs.games/

会社情報

会社名
株式会社WFS
設立
2014年2月
代表者
代表取締役社長 柳原 陽太
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