イープラスは、3月5日、新型コロナウイルス感染症によるイベント中止払戻しの中止払戻手数料を全額負担すると発表した。通常は、イベント中止の際に同社が払戻対応の際、コールセンターの人員、購入者から返送されたチケットの郵便代や開封・返金処理、返金に伴う振替払出証書の発行・郵送や現金振込手数料の費用として、興行主催者より中止払戻手数料を必要としていた。
しかし新型コロナウイルス感染症（COVID-19）の影響で、活動を自粛するアーティスト、チーム、劇団、イベント団体の活動に役立ちたいと考え、今回の決定に至ったとしている。
今回の対応で同社は、中止払戻手数料の全額負担による当期経営数値への影響を数億円と見込んでいるという。
さらに現在の状況を踏まえ、同社はチケット販売に限らず、アーティストや各団体の皆様の安定的な活動をサポートするサービス検討チームを立ち上げ、「今後さらに、ライブ・エンタテインメント業界の発展に寄与したい」とコメントしている。
